ちょっと固め?なタイトルです。
結構私、池波正太郎の小説が好きです。
鬼平犯科帳も有名ですし、剣客商売、真田太平記、編笠十兵衛、雲切仁左衛門、仕掛人 藤枝梅安などなど…
ドラマや漫画にもなっているし、知らない人でも入りやすいと思うのですが、やはり小説を読んでみるとそのよさがわかります。
文章の書き方はもちろんですが物語の組み立てがうまい。
こんな偉そうなことかける身分ではないですが(笑)
飽きないんですよね。
次から次へと読み進んじゃう文章。表現が豊かだし、いろいろと頭の中でドラマのように絵が浮かんでくる感じです。
もちろん時代背景が古いので登場人物の名前は長かったり、言い回しが昔口調だったりしますがそれもいいんですよね。
この間もスカパーの時代劇チャンネルでやっていた『鬼平犯科帳祭り』を見てしまった私。
1日ずっと鬼平ばかりOAしていたのですが、うっかりと見忘れていて夜11時過ぎから見始めました。
演じている役者さん(中村吉右衛門さん)はもちろん素晴らしいです。映像もとてもいい。音楽(エンディングテーマがジプシーキングス)もセンスよいし。
時代劇なんて…と思いがちですが、あなどれません。
ドラマや漫画を読んだあとに小説読むのもまた面白いし、当然先に小説読んでからでも何度でも楽しめる作品が素晴らしいです。
池波正太郎… やっぱりすごい人です。
ちなみに長野・上田市には『池波正太郎記念館』があり、直筆の原稿などゆかりの品々が飾られています。
もちろん、足を運んでいますよ~(親戚の家から近いし。)