中国鉄道大紀行・日めくり版1日目は、西安を 9月2日(日)12:54発に出発し、張橋に 9月2日(日)15:46着という行程。
比較的のんびりとした感じですね。
西安駅を出発した鉄道は以外にも空いていたものの、次の駅から大量な人が乗車。
せっきー、目が白黒。
たまたま前の座席に座ったおじちゃまのメガネにシールがついているのに気づく。
「取らないの?取った方が視界広がっていいと思うよ~」というせっきーの言葉にもおじちゃまは「いいんだよ」という。
おおっ、これはいい出会いだね。
その後も他の乗客から「奥さんと一緒じゃないのか」と聞かれて「いない/メイヨー」と苦笑いしながら応えるせっきー。
「じゃ、紹介してやれよ」とメガネのおじちゃまを突く乗客さん(笑)
車内は大爆笑でした。
それから突然メガネのおじちゃまがシールを取っていいといってきた。
「ポリシーじゃなかったんだ(笑)」といいながらシールを剥がしてあげるせっきー。
なんか、愛おしい(笑)
シールを剥がしてあげるとおじちゃまも笑顔。せっきーも笑顔。いい感じだね。
そして1日目、秋編の初めての下車駅、張橋に降り立ったせっきーの感想は、「いつもの中国駅前の雰囲気とは違う」というもの。
春編とは違った感じはTVで見ていてもわかるくらい、田舎の駅という感じだった。(それでも人口4万人の村だそうですが。)
訪れたのは綿花を作っている農家。
太陽が出ず、雨が降っていた後だったため、綿花のはじけ具合が少ないと言うご主人。
せっきーは「太陽が照っていればシュンとなっちゃうし、雨がうれしいのになぁ~」というようなことをもらしていたくらい、蒸し暑かったようだ。
その後、自宅に招かれ夕食をご馳走になる。その前にはおばあちゃんが昔使っていた綿を紡ぐ器具を出してくれて、綿花から糸にする工程を再現してくれた。
「人の手が触れないところはないんだね~」と、つぶやいてみていたせっきー。
夕食はおいしそうな自家製麺で作った、辛みそ麺。質素なんだけれど、すごくおいしそうだった。
もちろんひつとく食べたせっきーも、
ハオチ~
と叫び、麺を頬張っていました(笑)
また、「西安に着いたときも中国に戻ってきた感じがしたけれど、やっぱりこういうときが戻ってきた感じを実感する」というようなことを言って、再び中国に戻っていた気持ちをかみ締めてましたね。
豪華なもてなしではなくても、こうしたありきたりな振る舞いが心に響くのかも知れませんね。
「また会う機会はないだろうな」という、センチメンタルな言葉を残しつつ、再び旅は続くのであった。
張橋からの出発は 9月3日(月)8:33発だそうです。
明日は、張橋→韓城→侯馬までの行程です。
追伸、
毎日は書けないと思うけれど、こうして感想などを書けたらと思います。
NHKhiを見られない方にはネタバレになっちゃうけれど、ご容赦くださいませ。