2007年7月29日 曇り


朝は8時に目覚める。

とても静かなペンションで、快適である。

窓の外の天気はどうだろうか…


う~ん、微妙な曇り空。でも雨は降っていない。


すでに朝食時間ということで、急いで顔を洗い、下に下りていく。

テーブルにはおいしそうなサラダとかが盛られたプレートが準備されている。

温かいロールパンを食べながら、外を眺めながら朝食をとった。

本来晴れていれば眼下には海が見え、とても素晴らしい風景らしい。ちょっと残念…


朝9時、大室山ライブは12時(零時)会場ということで、それまで時間はすぐ近くの『伊豆シャボテン公園』を散策するために、荷物をまとめてペンションを出発した。


クルマで数分のシャボテン公園に着くと、小さいお子様連れが多く見受けられた。

入場料を払い、中に入るとすぐにチンパンジーがいた。

隅っこのほうでボーっとしている一頭に、ウロウロと動いているもう一頭。朝早くから、ご苦労さま。


入口でもらった園内図を頼りに進むと、なんとカピバラさんが居るではないですかぁ~~~っ!

興奮気味な自分を抑えつつ(笑) 進むと、テナガザルやカンガルー、黒鳥などがたくさんいる。

逸る気持ちを抑え、順序通りに周って、ようやくカピバラコーナーへ。


ハァ~っ ε=ε=ε= ヾ(*~~)ノ


いきなりハイテンションになってしまった私(爆)

だって、5月22日に生まれたばかりの2頭の赤ちゃんカピバラも居るんですものぉ。

ちっちゃくてかわいいったらありゃしない(*^^*)

ちょうど朝ご飯の時間らしく、飼育員さんがキャベツやら草をあげていた。

生後2ヶ月なのにもう大人と同じものをハグハグ食べてる。すごっ!


もう見ているだけで充分愛くるしい癒し動物なカピバラさん。

(もちろん人気キャラクター、持ってますよ。)

本当に、キュピキュピと泣くんだなと感動し、その場を離れなくなってしまった(爆)


その後、飼育員さんにお話を聞かせてもらった。


私 「大人はもうこれ以上大きくならないんですか?」

飼 「そうですね、これて以上は大きくなりませんよ~」

私 「この中でオスとメスは?」

飼 「一番大きいのがオス1頭で、後はメス3頭ですね。」

私 「赤ちゃんはオスメスどっちかわかったんですか?」

飼 「多分…2頭ともオスっぽいです。カピバラって性別を判別するのが難しいんですよ」

私 「ホォ~っ。でも小さくてかわいいですけれど、生まれたときはどのくらいの大きさだったんですか?」

飼 「だいたい(今の大きさの)3分の1くらいですね。」

私 「うわっ、小さいですね~ でもかわいい~」

飼 「もう生後2日目には大人と同じ食事を取るので、すごいですよ!」

私 「じゃ、育てるのには、いいかもしれませんね(笑)」

飼 「今食事中ですが、食べ終われば池に入って水浴びすると思いますので、また時間を見て見に来てくださいね。」

私 「では、ひとまわりしてまた来まーす!! ありがとうございました(^∇^)」


と、飼育員さん、とても気さくに話してくれた。

良かった~

久しぶりに自分から人と話す勇気が出たよ…


話している間中、ハムハムと草をほおばるカピバラ一家。

とりあえずひとまわりしてからもう一度戻ってこよう。


お次は羊とロバ、ホロホロ鳥が放し飼いでいた。

しかしホロホロ鳥が泣きまくりでうるさいのなんの(笑)

その後はシャボテンが展示してある温室を覗き、その中にも動物が展示してあり、鳥やサル、ナマケモノを見て周った。


展示室出口にあった土産物屋では、カピバラさんのぬいぐるみとハンカチを買い求め、再びカピバラさんコーナーへ。

先ほどより人が増えて賑やかになっている。

時刻は10時半を回ったくらい。

カピバラさんは相変わらずご飯をハグハグと食べている。

その姿をひたすら30分以上も眺めて、癒されてしまった(爆)


そろそろ大室山の会場時間が近づいてきたので移動しようとしたが、ちょうどチンパンジーのイベントショーをやっていて立ち止まる。

チンパンジーも暑いのか、集中力が低下する中、頑張って芸を披露してくれていた。


12時を目前とする中でも、まだ見飽きたらず、園内の奥のほうを散策し、ミーアキャット立ち姿に感動し(笑)

いい加減行かないと間に合わなくなるギリギリまでシャボテン公園を満喫してしまった。

そして大室山へ急ぐ。


大室山駐車場にクルマを停め、リフト券売り場へ。

すでにたくさんの人が列をなしていた。(一般の観光客も混ざっていましたが…)

入口には、せっきーが書いたであろう看板が立っていた。


未生


今回のライブのタイトル。

これってどういう意味があるんだろうか?


並んでチケットを買うと、リフト乗り場近くにボランティアスタッフさんが居た。

返送された大事なハガキを見せると、


「すでに判が押してあるので大丈夫ですよ~ また頂上で見せてくださいね。」


ということで、そのままリフトへ乗る列へ並ぶ。

スキーへ行ったときくらいにしか乗らないリフト。

正直、乗り降りが怖い。

しかしゆっくりとした速度のリフトは、自然と身体を支え、大室山山頂へ誘ってくれた。


緑の草がとてもきれいな大室山。

空模様はちょっと雲が多くなって、薄暗い感じ…

でも風は爽やかに吹き、心地良かった。


約4分ほどで山頂に到着。


着くと聞こえてきたのは、せっきーの話し声。


うほっ???


時計の針はすでに12時を15分ほど回っていた。

なんと12時から、せっきー本人による「前説」が始まっていた(^^;)


急いで噴火口まで下っていく。

もうたくさんの人が広い火口広場に腰を落ち着かせ、話に耳を傾けていた。


座る場所を見つけ、レジャーシートを引き、靴を脱ぎ、靴下まで脱いでリラックス。そして一息…

その間、ずっとしゃべり続けているせっきー。


あ、本物だ(*゚ー゚*)


思えば、いつもTVから聞いていた声がすぐそばから聞こえてくる。

ずっとTVや本を通してみていた本人が立っていた。


いでたちは、白(きなりかな?)の上下の涼やかなスタイル。

腰には動物の毛で出来ているベルトかな?バックかな?が見える。

本当に飾りのない、無垢なスタイルという印象でした。


せっきーの近くにはボランティアとしてお世話をしている女性が2名。

のちのちに、たかのちゃん と ごとちゃんとおっしゃるのだとわかる。


まだ続々と火口に降りてくる人たち。

その人たちがある程度ちゃんとそろうまで、「前説」が続いた。


せっきー自身も、


「なげー、前説(笑)」


といって笑ってましたが、おおよそ40分以上は喋っていました。


前説は、参加したみなの心を解きほぐすようなものでした。

晴れてきてよかったねとか、雷がなったらすぐに「ハイ、終了。さようなら」になっちゃうから、良かったよ。というような話。


だいたいの人たちが集まり、落ち着いた頃、いよいよ大室山ライブ第一部の始まりです。



続きはPart3にて…