最近さ
「ああ、やっぱり俺って価値の低い人間なんだな」と思うことが増えてるんだよね
なんかこう
例えば小学生がゴミを拾って登校してるんだけどさ
そういうの見ると
「俺、こいつらの何倍も体力あるのにゴミすら拾えてねぇよ」
とか
進まない短編の編集作業を思うと
「作家でもないのに短編如きに何一週間かけてんだよ」
とか
普段のイライラを感じると
「なんで俺こんなに器小さいんだろう」
とか
本当に小さい、醜い、頭の足りないやつだなぁ、と。
なんでここに生まれ落ちて来ているんだろうか、俺の存在意義とは一体何なのだろうか。
まあ、そんなこと考えても空しくなったり、世の中が面倒になるだけなんだけどさ。
それでもやっぱり考えてしまう。
俺はなんで、どうして、どんな人間たちに生の許しを得てここまで成長してきたのだろうか。
必要のないモノが存在するとは信じたくない。
ならば俺の存在する意味とは?
俺がほかの何かに対してするべき、今後することになる何かとは一体何なのか。
わからない
わからない
わからない
わからないわからない
わからない
ただしたいことだけをして適当に死ぬなんて嫌だ。
ただ意味も分からず存在するなんて俺は原子核のなかに存在する中性子じゃない。
吐き出される息じゃない。ただの分子の集まりなんかじゃない。
そう思いたい。
でも、事実上の俺は何だ?
やはりわからない。
すっとわからないままなのは嫌だ。
実感のある役割を見つけたい。与えられたい。
そしてもしそんな存在になる時必要になる資格のようなものはあるのか?
あるなら教えて欲しい。
学校なんか知らん、絶対取りに行く。
教えて欲しい、俺の存在意義を
一言
そこにいるだけ、というよりはかけがえのない存在になりたいんだ。
小さな社会の中であってもいいし、世界的なものでもいい。
何か自分の中の「何か」に確証を得たい。