暗い・・・・・・
太宰治かお前は・・・
簡単に言うと平成のプロレタリア文学
肉体労働者の怠惰な日々を鮮烈に、豪快にまとめた一冊。
芥川賞を取らなかった西村先生のもう1作も入ってるんだけど
こっちはかなり人間くさい、というか、こう、苦役列車よりもどん底をのたうち回っているような感じがする。
つまり、これはどう転んでも読んでいて「こうなってはいけない」「俺はまだこいつよりはマシだ」
と思わせられる小説。
反面教師。
成程、平成の私小説作家誕生とはよく言ったものだ。
一言
僕も今後こんなふうに泥臭い小説がかけるようになるのだろうか。
まあ、本人次第だろうな、とりあえず今は受験勉強頑張れよ。
・・・英単語やるか
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