新堂冬樹 読書感想 忘れ雪 を読んで | 道標を探して

道標を探して

 ただ、そこに進んでみたい道がある。
 仰いで見たい空がある。
 踏んでみたい土がある。
 嗅いで見たい風がある。
 会ってみたい、人がいる。


すごく脳を揺さぶられた感じがする。


何がすごいって最後の主人公がすごい。


いやまさかあんなふうになるとはねぇ・・・


獣医の主人公と、小さい頃に拾った犬を助けてもらったヒロイン。


その約10年後、二人は再会し、とんでもない道へと進むことになる。


いやぁ、ほんと面白かった。