読書感想 石田衣良 池袋ウエストゲートパークⅤ 反自殺クラブを読んで | 道標を探して

道標を探して

 ただ、そこに進んでみたい道がある。
 仰いで見たい空がある。
 踏んでみたい土がある。
 嗅いで見たい風がある。
 会ってみたい、人がいる。


どこまでもこしゃくな野郎


以前やってたブログには載せてたんだけどね、消されちゃったから・・・  

で、その時はもうすごいローテンションで  モウカカネェヨヽ(`Д´)ノウワァァァン!!
ってなもんで
そのうち再うpします。
というか読み直して感想書きます、待っててね。気長に。

話の中で面白かった、というか、今回は僕が読んで救われた章があったから、そこの話を。

その章はやはりというかなんというか、最終章の反自殺クラブ。

この話は本当に面白かった、話の切り口はやっぱり鋭いし、主人公のマコトが今回もかっこいい。

全員が報われるなんてありえないし、やっぱりなるべきものにはなってしまう。

それでもそれに抗おうとする生きている人間と、それを現世から離脱するための、喜ばしい最終手段だと思っている集団との攻防。

今回はこの話が一番僕の精神状態に近かった。


だから物凄くマコトの救われたし、石田衣良さんに救われた。


もう少し頑張れるような。そんな気がした。

彼の作品は本当に「無理するな、肩の力を抜け」というふうに言われているような気がして、同時にそんな石田さんの一面がのぞきたくなっていろいろな著作に手をだしてしまう。

そしてまた救われて、話からいろいろなことを学ぶ。

すごい人だ。いや本当に

残念だけどやっぱりあの人の凄さは読まないとわからないと思う。

ジャンルが一定してると友人には馬鹿にされたけど、一定しているが故のパンチ力もある。

読者の届けたい、届けて欲しい部分にちゃんと言葉を置いていってくれる。

石田さんは人だ

だから書いてくれる本の量も限られる。

だkらこそ、出来るだけ多くのことを僕は石田さんに僕なりの読書眼をもって相対し、吸収・応用していきたいと思う。

いつか僕が救える方の人間になるために


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