やぁ
唐突で悪いけど、やっぱりこの世界は生きづらいね。
原因? 簡単さ
今日、親と大ゲンカしてね。
いや、それ自身は大して問題じゃないんだ。
だって読者である(通りがかりかもね)みんなだって一度は口論したことくらいあるだろ?
ただね、問題じゃないけど大問題でもある。
私の親がね、理由は言わないけど変に八つ当たり気味になって突っかかってきたんだ。
で、そんなのが長々続くわけだからさすがに嫌になって
「で?」
って言ってやったんだ。
そしたら
「その言い方はなんだ!」
的なことを言って叩くわ殴るわ蹴るわ、コップの水を顔にかけるわ。
大人げないね。
高校のクラスに同じように自分のやりたいようにやってる奴がいるけど、正直まだマシだと思うよ。
で、昨日は一日顔を合わせなかった。
なんて話を、図書館の自習室で聞いたんだ。
後ろの方から聞こえたんだけどさ、その時はあんまり気にもならなかったけど、
家に帰ってから考え直すとやっぱり引っかかる。
ああ、そうか
何か変だと思ったらこの話はちょっと違うけど、ほとんど中学の時に受けた相談と大体一緒だ。
あの時は何も言えなかった。
何を言っても相談主を救うことができないと感じたからだ。
でも、そこであの時の自分に訊き返してみたくもなった。
お前は本当に何もできなかったのか? ただ聴いてるだけでことを落ち着かせようと思わなかったのか?
実際はかける言葉も後で考えれば見つけられた、ただ余りにもクサすぎて言う気になれなかったんだ。
それに僕はこんな性格、ツラ、成績だ。
誰か僕の言葉を聞いて喜べるか?
……今更何を言うか。
何かを待っているからお前なんかに声をかけてくれてるんだろうが、恩返しで何も言えなくても手を握れなくても、何かをしたいと思ったなら肩くらいポンと叩いてやれよ。
人は皆孤独だ、でも、あの時相談してくれた人。
君には一言だけ、ここで言いたいことがある、聞き流していい、ただ、記憶の片隅に少しだけ、かけらほどでいいから、こんな甘ちゃんいたなぁ、って感じでいいから、これを覚えておいて欲しい。
君には僕と違って、ちゃんと話を聞いてくれる、時間を共有してくれる、助けてくれるひとがいる。
あと、それによって一つ自分への考え事が増えた・今後の何かについての宿題ができた俺がいる。
それをフルに使えば、本当に耐え切れないときに「助けて」と言うことができれば、その声をその人たちがどんな小さい声でも聞きつけてくれる人が必ず一人はいる。確実に。
大丈夫、やまない雨は俺とごく少数の誰かたちだけで十分だ。
むしろそういう人たちのためにちゃんと虹を見てきて欲しい。実感して欲しい。
頑張れとは言わない。
でも、君のために準備された人生をしっかりと噛み締めて欲しいと願う。
理不尽なことは、残念だけどこれからも起こる。
でも、程度は限られても助けてくれる人もちゃんといるんだ、確実に。
つーか、もう潰れそうって思ったらなんとかしてくれる人に頼めばいい、君は助かる。
もうこれ以上は感情が先行して言葉にできそうにないから省く。
でもきっと君は僕よりもいい未来が待ってるはずだ。
世界は美しい。
今回は経験より先を行きすぎた何かに出会ってしまっただけだ。
そこから何かを吸収して、今後何かを楽しむための糧にしてくれればきっと雨の僕は関われたものとして少しは暖かくなれると思う。
世間は冷たいけど、君の、そうだね・・・家族外の「家族」は、いつでも暖かくして君の暖をとる準備をしてくれている。
救いはある、大切にすべき友人もきっとそこにいる。
ちなみに、聴くだけ聴いて、大した返事もしないずぶ濡れの僕もね。
今日まではプロローグ、明日から始めればいいさ。
もう失うものはない、だって好きで君にくっついている人しかいないんだからね。
君の明日に期待してるよ、きっといい未来が開けるはずだ。
一言
この世の、充実した人生を送っている人の笑顔ときたら