地図見てもさっぱりわからん。
しょうがないと思い、
かなり社会の下層に位置しそうな自転車タクシーのにいちゃんを捕まえて、
地図のベダード地区を指差し、ここに行ってくれと。
そのにいちゃん、地図を見て、不思議そうな顔をしている。
(何故だ?、なぜ彼は困った顔をしている?)
でも当然、観光に携わってない人は英語喋れないので、全く会話が成り立たない。
「このガソリンスタンドのあるとこか?」
多分こんなことをいってんだろう。
「ああ、そこでいい。」
「オッケー、任してくれ!」
急ににいちゃんか元気になった。
それから自転車の旅が始まった。
コトコトコト・・・
心地よい振動と庶民的な生活感がとてもいいなあ
と、思い自転車に、揺られてると
まだ1キロも移動しないのに
万円の笑顔で
「着いたよっ!」って、
そこは確かにさっき指示したガソリンスタンドと同じ看板だが全く違う場所!
「全然違うだろっ」と叫んだら
また、にいちゃん困った顔を。
ふう、と私は深いため息をして
優しく身振り手振りで
「この地図貸すから、スタンドの店員に場所聞いてよ」
「わかった」
といって現地人の井戸場会議が始まった。
しかし、一向に結論が出ない。
なんか、仲間の自転車タクシーの人も集まり出し、
みんな地図を見て不思議そうにあーでもないこーでもないと、言い合ってる。
私は決断した!
「わかったわかった。自動車のタクシー乗るからいいよっ」
「おおっ、」て、一様に皆安心した顔。
昨日から薄々感じていたが、キホンみんないい人なのである。
なんか、騙してやろうとか、かすめ取ってやろうとか、あんま感じない。
同じ社会主義でも中国なんかは、俺が俺がってグイグイ食い込む感じがあるけど、
こっちの人は皆謙虚だ。
日本と同様、道の譲り合いなんかもする。
必ず何かしてもらったら
「グラシアス(有難う)」と言う。
だから街を歩いてても不快な感じしないのだ。
と、いうわけで、観光客の全くいないエリアでポツンとアジア人が一人。
夜も暗くなるし、全くタクシーも止まってくれなくて、この時はかなり焦った。(゚o゚;;
ようやく、20分ぐらい焦りまくってると、比較的新しい車のタクシーが止まってくれた。
ようやく、常宿Yaraに到着。
いやー、ホッとした。
Yaraさんに迷子の話しを身振り手振りで興奮気味に話してると、
昨日一緒だった日本人もオプショナルツアーから戻ってきて、
落ち着いてやっと近くの店でビールを一杯。
宿に戻ると
「あれ」
外人が増えている。
アメリカ、フロリダから来たそうだ。
独身35歳。仕事は造船エンジニア。
ホッとしてたのか、酔いも手伝って2時間近く、ボディランゲージを、交えながら昼買ったビールを楽しく飲んだよ。
最後は日本人のすごさを見せてやるということで、大学の手品サークル時代に覚えたお得意のタバコを食べる芸も見せたよ。
動画撮らしてくれって言われて、再演。
アメリカのインスタとかにアップされてるかも。
まあ、いいか。
いい一日でした。
明日は6時起きでパラデロだっ。