ほんとうにあったことだとしたら、何から何まですごすぎる。どんな映画や小説より出来過ぎたストーリーは、誰かに伝えても嘘にしか聞こえなくなりそうで、結局口を噤んでしまう。
「キューバ」も「サルサ」も、ロンドンを離れて地方に引っ越した時点で、卒業、というかなんというか、現役引退した気分でいた。(キューバでキューバ人たちと踊るものを個人的には「サルサ」とは呼ばないけれど、便宜上。)
誰かに何かを言われたとかいうわけではなく、自分の中で、もういいかな、と感じていたから。十分すぎるほど楽しんだのだから、もう満足、という心境で。
3年前のキューバが、ちょうどいい区切りで「卒業旅行」になった。(...と思っていた。)
好みのアーティストのライブがあればその都度ロンドンに出かけていたけれど、普段の生活からはラテン色は消えて、緩やかに隠居生活に移行していた。(...とも思っていた。)
「キューバ病」も完治、していた、はずだった。。。
ところが、どこがどうしてどうなったのか、突然上海に暮らすことになって、
怒涛の都市生活が始まって、あれよあれよという間に「サルサ復帰」も果たしてしまった。
この街での親しい仲間たちもできて、引退撤回して、もうちょっと現役で楽しませてもらおうという気分になった今、このタイミングでのキューバ行き。
あの色彩、あの空気、あの音のシャワーを浴びてしまった。
キューバ病、再発。
とうぜんの結果なのかもしれない...
今回ハバナで知り合って意気投合したオーストラリア人、
ミュージシャンの友人からメールがきた。
わたし以上のロングディスタンス・ジャーニーを終えて
ハバナからシドニーに戻った彼いわく
" I hope you are coping being away from Cuba
- 中略 -
I am having big problems with HWS "
キューバから離れても君が大丈夫だといいけれど。
僕は 「HWS」 に苦しめられているよ。
HWS
- Havana Withdrawal Symptoms !
わたしも、重症...。





