在英邦人、でも心はキューバ -29ページ目

在英邦人、でも心はキューバ

期間限定、シャンハイ在住。
英国&ニッポン共に年2回ペースで里帰り中。

上海での日常に揉まれていると、あのキューバでの日々がほんとうにあったことなのかどうか、確信が持てなくなってくる。あれはわたしの妄想だったんじゃないかと、自分で自分の記憶を疑ってしまう。
ほんとうにあったことだとしたら、何から何まですごすぎる。どんな映画や小説より出来過ぎたストーリーは、誰かに伝えても嘘にしか聞こえなくなりそうで、結局口を噤んでしまう。

「キューバ」も「サルサ」も、ロンドンを離れて地方に引っ越した時点で、卒業、というかなんというか、現役引退した気分でいた。(キューバでキューバ人たちと踊るものを個人的には「サルサ」とは呼ばないけれど、便宜上。)

誰かに何かを言われたとかいうわけではなく、自分の中で、もういいかな、と感じていたから。十分すぎるほど楽しんだのだから、もう満足、という心境で。

3年前のキューバが、ちょうどいい区切りで「卒業旅行」になった。(...と思っていた。)

好みのアーティストのライブがあればその都度ロンドンに出かけていたけれど、普段の生活からはラテン色は消えて、緩やかに隠居生活に移行していた。(...とも思っていた。)
「キューバ病」も完治、していた、はずだった。。。

ところが、どこがどうしてどうなったのか、突然上海に暮らすことになって、

怒涛の都市生活が始まって、あれよあれよという間に「サルサ復帰」も果たしてしまった。


この街での親しい仲間たちもできて、引退撤回して、もうちょっと現役で楽しませてもらおうという気分になった今、このタイミングでのキューバ行き。


あの色彩、あの空気、あの音のシャワーを浴びてしまった。



キューバ病、再発。
とうぜんの結果なのかもしれない...




在英邦人、でも心はキューバ





今回ハバナで知り合って意気投合したオーストラリア人、

ミュージシャンの友人からメールがきた。


わたし以上のロングディスタンス・ジャーニーを終えて

ハバナからシドニーに戻った彼いわく


" I hope you are coping being away from Cuba

- 中略 -

I am having big problems with HWS "


キューバから離れても君が大丈夫だといいけれど。

僕は 「HWS」 に苦しめられているよ。



HWS

- Havana Withdrawal Symptoms !


わたしも、重症...。




前回のキューバは2008年のちょうど同じ時期だった。

今回は丸3年ぶりの再訪。

今回も、完全燃焼...。


平均睡眠時間3時間、朝から明け方まで、踊りっぱなし、

それでもぜんぜん疲れを感じなかった。

次々と待ち構える予期せぬ出会いや出来事に、泣き笑い、

感情も振り切れっぱなし。

朝食だけはしっかり取っていたものの、

あとは麦かサトウキビの液体が食事代わり。

音楽と踊りとアルコール漬けの日々!



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今回はハバナだけの滞在だったけれど、地方を旅した前回以上に

また濃厚な日々の連続だった。


最初の4泊はセントロ・アバナのマレコン沿いのカサに滞在した。

その後の1週間はミラマルのヨーロッパ系大型ホテルに滞在した。

そして最後の4泊は、いつものあのホテルでの滞在。


もともと旅の最後はここに泊まろうと思っていた。

でも出発前の時点では4連泊では空室がなくて、

諦めて今回は別のホテルを予約していた。


ところがチェックイン当日、予約・入金済みのホテルに行ったら、

水周りのトラブルで客室が使えず急遽変更ということになって、

代替のホテルに移らされることになり...。

そして連れていかれたのが、なんと、ここ...。



やっぱり、そういうことになっていたのね...



と、これもキューバでのサプライズの、ほんの一例。





在英邦人、でも心はキューバ


在英邦人、でも心はキューバ

Hotel Nacional de Cuba


ホテル正面の堂々たる風格と、

庭から望むマレコン、海風になびくキューバの国旗。





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唯一の心残りは、バンバンに会えなかったこと!

ハバナでのライブで再会できるはずだったのに、直前で変更、

バンバンはアフリカのアンゴラに行ってしまった!!

(彼らミュージシャンもキューバの国家公務員なのです。。。)


でもニューアルバム「ラ・マキナリア」は一足お先に入手済み。

新しい曲も現地でローカルたちとガンガン踊って、

キューバのサボールを全身に染み込ませてきた。


日本での発売ももうすぐとのこと、お楽しみに!





在英邦人、でも心はキューバ

La Maquinaria

nuevo album de Juan Formell y los Van Van






突然ですが、明日からキューバに行ってきます!


2週間少々の独身気分のひとり旅。

我が家の英国人は今月初めからまたヒマラヤに山籠り中。


ヨーロッパからは、直行便もしくは一回の乗り継ぎで行けたキューバ、

アジアから行こうと思うとやっぱりとっても遠かった...。


上海在住のキューバ人たちは、パリやマドリード、アムステルダム経由など

ヨーロッパ回りで里帰りするケースが多いらしいいけれど、

ニッポン人のわたしは前後に実家ですごせる日本経由で。


上海~名古屋~成田~トロント~ハバナ


という道のり。

ま、乗っちゃえば寝ちゃうので問題ないけどね。


新生バンバンにも、トラブーコにも、

アダルベルト、パウリート、プピ、レべ etc. にも会える予定!


楽しんできます!!




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行くと決めたら、チャイナの風景もなぜかキューバに見えてきた。



漢字空間にいても違和感のないチェ・ゲバラ


在英邦人、でも心はキューバ



見慣れた上海の外灘、リバーサイドの遊歩道まで

なんだかハバナのマレコンに似てる...!?


在英邦人、でも心はキューバ


12月には戻ります。


アスタ・ルエゴ~!!