KODO 「鼓童」 in マンチェスター | 在英邦人、でも心はキューバ

在英邦人、でも心はキューバ

期間限定、シャンハイ在住。
英国&ニッポン共に年2回ペースで里帰り中。

2月5日(火)、

北イングランド、マンチェスターで

太鼓芸能集団 KODO 「鼓童」 のパフォーマンスを観た。


最初から最後まで

涙がポロポロとまらなかった。


数日経って今思い返しても

体の底の方からじんじん熱いものが込み上げてくる。


この感じ、とても言葉では表せない。

書けば書くほどウソっぽくなる。

(自己嫌悪)



ヨーロッパ数ヶ国を巡る 「ONE EARTH TOUR」 の一環。


たしかに、

World (世界)、というより

Earth (大地、地球)、だった。


耳ではなくて、こころに

ダイレクトに響いてくる。


音のうねり、大地の振動、呼吸。




kodo in manchester
ツアー・リーフレットの写真



日本の伝統芸能だけど、日本人にしかわからないものじゃない。

地球上のすべての人、

たとえ耳が聞こえなくても目が見えなくても

生命のある人、息をしている人は

きっと全員が共鳴できるもの。



ああ、だけど、

日本人にとっては、やっぱり、特別。

(その日本を離れている身には尚更に...)


音の向こうに四季が見える。

お祭りの夜の夏の匂いや

荒れ狂う冬の日本海の冷たい空気。


まつりばやしの笛の音で

江戸時代の情景が広がってくる。

(もちろん実際には知るはずのない世界)


大太鼓の最初の一打は

ビッグ・バン。

静まり返った空気を打ち破る大爆発。

ドーンと響き渡って、ここから宇宙の歴史が始まる。



オフィシャルサイトでは

「鼓童」は、こどう、heartbeat、

心臓の「鼓動」から音をとった、と

紹介されていた。


わたしにはもうひとつ、

ancient passage とか ancient path

いにしえのみち

「古道」

という言葉も浮かんでくる。


「太鼓」、は、「太古」、からきているのかも。



時空を越えた、音。



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歴史的な劇場も多いヨーロッパだけど

マンチェスターでの公演は、

素晴らしい音響の近代的な音楽ホール。


(ステージ後ろにはパイプオルガンがあった。

この演奏も是非聴いてみたい。すごいだろうなあ...)


座席の配列もよく考慮されていて

どの位置からでもしっかりとステージを堪能できそう。


ライブ中は撮影禁止だったので、開始前の様子。




kodo in manchester


kodo in manchester


kodo in manchester


ライブ終了時は、場内総立ち、

スタンディング・オベーション。


最前列、ステージほぼ真正面あたりのチケットを取ったら

周りは年齢層高めの英国人たちだった。

となりに座っていた歩くのも覚束ない白髪の女性も

肘掛けにつかまって立ち上がって

惜しみのない拍手を送り続けている。



どうしようどうしようどうしよう

明るくなっても涙がとまらない...



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YouTubeで探したら一応映像はあった。

でも、これはほんとうにライブの素晴らしさのほんの一部。

日本でも、海外でも、機会があれば(無理して機会を作ってでも)

是非実際にライブ体験してほしい。


「KODO - Heartbeat video 2007」

http://www.youtube.com/watch?v=jPdOmY1BjAU


kodo in manchester

KODO - One Earth Tour
Tuesday, 5 Feb 2008 / Manchester, UK


キューバのミュージシャンにも是非観てほしい。

CDやDVDじゃなくて、本物を、目の前で、体感してほしい。

強く、そう思った。


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今回のヨーロッパ・ツアーのサイト:
http://www.kodo.or.jp/euro/


KODO のオフィシャルサイト:
http://www.kodo.or.jp/framej.html


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