W杯に思うこと | 在英邦人、でも心はキューバ

在英邦人、でも心はキューバ

期間限定、シャンハイ在住。
英国&ニッポン共に年2回ペースで里帰り中。

我が家の英国人にとって「ワールドカップ」といえば

クリケットかラグビーのことだし

私も特別なフットボール(サッカー)ファンでもないんだけど

この時期のこの熱狂は避けては通れない。

イングランドはフットボール発祥の国。

多民族都市ロンドンは世界中から人が集まっているし

テレビを見なくても、ネットでチェックしなくても

どこが勝ったのか負けたのか、詳細は勝手に耳に入ってくる。

(全く話題にのぼらないベースボールとは雲泥の差!)

日本対オーストラリア戦、

試合の結果はその夜踊りに行ったクラブで知った。
最初ボリビア人の友人に「日本はどうしちゃったの!?」と言われた時は

質問の意味がわからなかった。

えーっ、負けてたの!!?


その後も次々と、こちらから切り出してもいないのに

コロンビア人、エクアドル人から慰めの言葉をかけられたり

ブラジル人からはオージーに負けてどうするんだ、と

叱咤激励されたり。

やっぱりラティーノにとってはフットボールの試合は

一大事なんだなあと実感。


そこまでの特別な思い入れはない私も

母国・JAPANが勝ち進んでくれたらもちろん嬉しいけど。



自分の母国以外の、どの国を応援するかで

国民性や性格が透けて見えるのも面白い。


ライバル関係にある国や歴史的にしこりのある国の試合だと

あからさまにその対戦相手の方を応援する人も多い。

日本にいたらそのあたりにイノセントでいられるから

ちょっと掴みにくい感覚かもしれないけど。


ドイツ人やドイツにゆかりのある人以外には

ドイツはヨーロッパではかなり人気が低いことや

同じ「英国人」なのにイングランドよりはフランスを応援する

スコットランド人とか

一目置かれているブラジルは別格として

アルゼンチンを応援しないという南米人とか。


日本も近隣アジアの国からは応援されていないみたい。

そういうこともヒシヒシと感じてしまう...。


ともかく、

個人や社会それぞれが抱えている問題をとりあえず横において

国民一致団結、誰もが夢中になれる地球規模のイベント、って

考えたらすごいこと。

ナショナリズムの膨大なエネルギーに圧倒される。

盛り上がりはオリンピック以上かも。


どうやらアンチ大国傾向にある私は

特定の国というよりも、経済や政治が不安定な国にこそ

こういう機会に頑張って

国際舞台で脚光を浴びて欲しいと思う。

ニッポン以外を応援するなら、ね。