ニース滞在2日めの夜。
列車でほんの30分程、イタリア方向に戻ったところにある
独立国家モナコ公国のモンテカルロ、カジノに出掛けてみる。
最初は入場無料のエリアで機械相手にコインで遊ぶ。
普通の格好をした地元のオジサンたちが
日本ならパチンコに行くくらいの感覚でやってきてる。
何事も経験と、ここで予算US20ドル分を両替して
スロットマシンやポーカーなどやってみると、
何かの拍子にどこかラッキーなところに入り
コインがジャッ、ジャッ、ジャッ、ジャッと大量に出てきた!!
気をよくして有料のきらびやかゾーンに入ることに。
パチンコかゲームセンターか、というエリアから一転、
背中の開いたドレスを着たマダムや
映画に出てくるマフィア風スーツの男性が優雅に遊ぶ
華やかな別世界へ。
醸し出される雰囲気が違う、ここは高級社交場。
ガイドブックに従いお洒落してきてヨカッタ...。
見出されるチャンスを待ってる、モデルや俳優志願の
美しいオニイサン達がシルバートレイでシャンパングラスを
持って回遊してる。
これは無料。(入場料払うだけの事はある)
しばらく人垣の後ろからカードゲームを眺めてると
「やってみる?」とお声が掛かる。
促されて席に着くと、親切なおじ様が耳元であれやこれやと
アドバイスをしてくれる。
さっき勝ち逃げした人だ。この人のアドバイスは信用できそう。
若い東洋人女性一人旅のメリット。
「今賭けなさい」「これはパスしなさい」
何もわからないので素直に指示に従った結果
私の20ドルは200ドルちょっと、10倍以上に化けた!
そのおじ様には引き止められたけど、
欲を出すと自滅しそうな予感もしたし
予定外の臨時収入200ドルには充分満足したので、
初カジノ体験はこれで終了。長居は無用!
2日後にはバルセロナに向けて出発するつもりだったけど
もう一日滞在を延ばして、のんびり過ごすことにする。
さすがに2月のヨーロッパでは泳ぐことはできないけど、
日差しが強くてポカポカと暖かくて、コートは不要。
予定外収入で、ちょっと優雅な食事を取ったりして
至福のひととき。
う~ん、南仏とは本当に相性がいいらしい。
大体のルートは決めていたけど、
具体的な予定も予約もナシ、
気分次第で何とでも変更可能。
一人旅の気ままさが性に合ってる!
カジノはその後再訪したモナコや
ラスベガスやマカオやアムステルダムなどで、
ちょっとずつ遊んでみたけど
いつもちょっぴり勝ったところでさっさと逃げるので
今のところトータル負けナシ状態が続いてる。
とはいっても予算も勝ち分もたかがしれてる金額だけど。
大儲けを狙わなければ損はしないという持論。
全部スっても惜しくない範囲で遊んでいるうちは
雰囲気を楽しんでひと時を過ごせればいいし。
その「雰囲気」という意味なら
やっぱりモナコのカジノがダントツでトップ。
あの宮殿のような空間と集まる人の醸し出す特別な空気。
カジノに興味がない人も、もしモナコに行ったのなら
人生経験として入場してみることをお薦め。
中は撮影禁止だけど、
お忍びの芸能人や世界のセレブと呼ばれる人たちの、
ファッションや立ち振る舞いを身近で見られるだけでも
興味深い。
ゲームをしなくても人間ウォッチングが面白い
非日常の異次元ワールド。
モナコのカジノ。