少し過去のことを書いてみる。
忘れたいことだけど記憶は鮮明だ。
あれは2010年1月半ば。
当時付き合って2年目になる彼氏がいた。
でも彼は多忙すぎる仕事で疲れ切っていて
それまで毎日連絡を欠かしたことがないのに
急に連絡が取れなくなった。
その間私はこのまま振られてしまうのかなと
友達に不安な気持ちを聞いてもらっていたけど
数日後、彼と連絡が取れたとき私は別れを覚悟していた。
仕事終わりに彼と会って話すことに。
なかなか切り出せずに黙っている彼。
かれこれ無言で1時間半は過ぎていた。
言いたくなんかないけど彼が望むなら…と
私が話を切り出した。
あくまで明るくふるまった。
彼の悲しそうな顔をそれ以上見てるのがつらくて。
「別れようって言いに来たんでしょ?わかってるから大丈夫」
我ながらよく笑いながら言えたもんだ。
でも本心は胸が締め付けられるほど痛かった。
彼は悲しそうな顔でゆっくり話し始めた。
自分の中で仕事のストレスで頭がいっぱいいっぱいになっていて
私のことまで考えてあげられない、と告げられた。
もう時間も時間だったので話していたお店を出た。
駅まで歩いていたら、彼が「でも嫌いじゃないんだよ?」って。
そんなこと言われたら堪えていた涙が止まらなくなった。
ずるい、それならなんで別れなきゃいけないの?
そんな私を見て彼も泣いていた。
別れるのがつらくてしばらく駅のホームで一緒にいた。
会うのも久しぶりだったからお互いに寂しかったんだ。
でも電車を何本か見送ってから別れた。
私は気づいたら帰りの電車でメールを送っていた。
未練ありまくりで諦められなかったから。
そんなメールに彼も返信してくれた。
別れた日から1回会うことが出来た。
お泊りもしてまだ彼の気持ちを近くに感じられた。
でも彼はまた付き合おうと言う私の言葉に頷かなかった。
彼のことがすごく好きだった。
つらくてつらくて毎日泣いて夜も眠れなかった。
すぐに私は連絡するのもやめてしまった。
しつこくして彼に嫌われたくなかったから。