過去のことを少し書いてみる。
忘れたいけど記憶は鮮明だ。
数日後、仕事終わりにまたお店に行くことに。
それまで降りたこともない駅だったけど前回歩いた道を
思い出しながらお店まで歩いて行った。
お店の前で店長が待っていた。
中に入るなり「おはよー!今日も可愛いね!」
とボーイさんたちはテンション高く迎えてくれた。
すると前回少しだけ会話を交わしたボーイさんに
(彼もまた1つ年下)
「ほんと○○○に似てるわ!あ、お店の子なんだけど、ペコちゃんとすっげー似てるの。あとで紹介するね。」と言われた。
彼とは何故か以前から知り合いのような変な違和感を感じていた私。
そう、どこかで会っている気がしていたのは
彼にも以前同じところでキャッチをされて少し会話していたのだ。
その時は興味がなく断ったのだけど
なんだか偶然にしても私がここにいるのはもう決まっていたことのようで少し怖くなった。
前回、他の女の子とは言葉を交わすこともなかった。
そのため、ボーイさんが数人女の子を紹介してくれ
挨拶を交わした。
どの子も若くて可愛い、19歳や二十歳の子ばかり。
さっき似ていると言っていた子と会うと
「ほんとだー!うちと似てるかもー!」と金髪で一見ギャルっぽい子。
私から見るとその子は可愛くて自分とは到底似ても似つかない
と思ったのだが本人と周りは似てるって。
たぶん顔の幼い雰囲気とアイメイクが似ていたのだと思う。
そんな感じで女の子とも少し会話した。
もちろんまたお客さんに着く仕事もした、2人くらい。
お客さんは悪い人ではなかったのでなんとかやり過ごせた。
その日も数時間で帰ることに。
帰る前に次の出勤日を聞かれた。
次に来れそうな日は自分の誕生日だった。
別れた彼と過ごす約束で何も予定を入れていなかったのだ。
さすがに誕生日に予定がないからって
ここの仕事をする気にもなれなかった。
ボーイさんに誕生日と言うと「祝ってあげるからおいでよ!」
なんて言われたが断り、おそらく行けるであろう日を告げた。
つまり次回から本入店。
もともと断るのが苦手な性格もあったがヤケになっていたのだ。
眠れない夜を過ごすことの方が私には寂しく辛いことだった。
でもここに来るとボーイさんたちが明るく笑わせてくれ、
彼を想う気持ちを紛らわせることが出来たからやることにした。
誰かに必要として欲しかったのかもしれない。
帰りはまた担当の彼が駅まで送ってくれた。
彼はお店ではすごく元気キャラだけど
お店の外では気が抜けるのか少しトーンが下がる。
これが素の彼であることは気づいていたが触れないでおいた。
改札前で別れ、電車に揺られ帰宅。
朝早く仕事に出かけ、また夜にバイトをしてみても
眠くなることはなかった。
その日もまた病院で貰った薬で無理やり眠りについた。
次の出勤でいろいろ事が起きることになるのも知らずに。
体入2日目が終わった。