プラリペア(その2)です。
さて、前回ハンドガードは、初めてということで失敗しましたが、
今回は下地作りをきちんと行ったので失敗しませんでした。
下地作りですが、下記に必要な道具をあげておきますのでご参照ください。
(手順)
1.半田ゴテにカッターの刃がついたもので、バリを切り取ります。
また、変形して正規の寸法になっていなかったので、伸びてしまった部分を切り落とし、隙間を作ります。
突起なども削っておきます。
2.次に、「プラ板金」を行うため、熱を入れてプラスチックを柔らかくします。
このとき、ヒートガンであぶりました。温めないと、パキと折れてしまいます。
ヘアドライヤーでも何とかなるかもしれません。
3.溶着のための下地を作ります。
40#くらいのサンドペーパーで接合部周辺を磨きます。磨くというより、傷だらけにするイメージです。
この傷が、プラリペアの接合をより強固にします。
脱脂を行います。
これらを行わないと、溶着が天ぷら半田状態になり、著しくはがれやすかったです。
4.プラリペアを溝に入れリキッドを出しつつ、針で突いて溝になじませます。
5.強度が必要な部位については、ガラスシートを併用して強度を向上します。
クリアのウインカーレンズを補修します。
プラリペアは、接着剤ではなく、造形補修材なので、乾燥後はプラスチックになります。
ですのでプラスチックの色を指定して購入しましょう。
私は、色々なものを補修しようと考えていたので、一番薄い色を基準に注文しました。
今回は「クリアー」を注文しています。
クリアーは完全に透明にはなりませんが、すりガラス程度には透過します。
割れていると車検にとおりませんので、補修しておきます。
水が入ると電気系統が壊れますので穴を埋めましょう。

強度も面のみ溶着するより強度アップすると思います。
本命です。トイレの蓋が壊れました。ひびが入ってしまったんです。

以下は、ホットカッターと40#サンドペーパーで下処理した部材です。
ヒビが入ってしまったので、外していましたが、

冬が近づきましたので、ヒビを補修することにしました。
下処理を行います。

ヒビは、ホットカッターで開口を作ります。
周辺は40#サンドペーパーをかけ、足付処理を行います。


A.半田ゴテ 40W。
家のハンダゴテが行方不明になったので、急遽HCで買ってきました。
目的が、プラスチックリペアなので、やりやすいものを探しました。
「カッターの刃」が先端に付いているこれが、良さそうだったので購入。
ひび割れの隙間にペーパーかける作業が楽になりました。
以前に瞬間接着剤で補修した部分も抉り取れます。
仕上げにも使えます。
ホットカッターなので、軽く押し付ければバリをヌルッと除去できます。
※注意点は、先端に気を取られていると、取り付け部分が材料に接して溶かしていることです。
40Wなので、くびれの部分もかなり熱くなります。やけどに注意!!私はくびれ部分を触れませんでした。
※また、カッター刃では、カットは出来ても、コテ先のようにプラスチックを溶かせません。
おかげで、切り口はスパッときれいになるのですが・・・
溶かす場合は、半田付用のヘッドに交換した方が良さそうです。

※ねじれたプラスチックが元に戻せました。温めなければ確実に割れてましたね。
養生テープ:リペア面の裏側に留めます。

サンドペーパーは40#を使用。
プラスチックに造形材を利用します。造形材がとても固くなるので、深めの傷をつけた方が丈夫になりそうです。


プラリペアの粉をかけて、固めれば、FRPになりますので、強度は一段と向上します。
通常、30°~45°くらいの開口部を作って、プラリペアを直接流し込めば相当な強度が出るのですが、
開口部があまり取れないヒビ割れや、ヒンジの根本部分など、大きな力がかかる部分などは、
それでも強度が不足することがあります。
⇒そのような場合は、このガラスシートを重ねて溶着して、FRP化をお勧めします。
・特に通常の使用(経年)でヒビや折損してしまったような場合は、
設計強度が不足している可能性が高いでので、補修ではFRP化した方が良さそうです。
積層にすればさらに強くなります。ただ、この方法では、プラリペアを大量に消費するので、
プラリペアの在庫に注意しましょう!!途中で無くなると悲しいことになります。

初回は、リペア後壊しても良いようなもので、色々強度実験した方が良いかもしれません。
・サンドペーパーの有無
・脱脂の有無
・開口部作成の有無
・グラスシートの有無