私、CUB主、実は「熊を呼ぶ男」との異名を持っている。それもそのはず、山奥で渓流釣りを始めてこのかた、実に6回も熊に遭遇している。とにかくよくお目にかかっている。


1回目多分13年くらい前
山県郡芸北町(現、北広島町)某スキー場裏にて、夏のある日小さな支流にて釣りをしていたところ、30メートルくらい先の熊笹ががさごそと・・気にも留めず、釣りをしていたところ、突然前方の熊笹から熊が「ドカッ!」ひ!ひえ~~~~~っ・・後は、どうやって車まで帰ったか覚えてません。すぐに、近くの民家に駆け込み「く!!く!ま!です~」すると民家のおばさん微動だにせず「ああ~よくうろうろしてまつよ!(笑顔)」・・マジでつか・・・

2回目
芸北町、とある本流筋の源流部、そこは里からかなり奥に入った渓流ですが、釣りをしている場所より200メートル上流では、林道工事をしていて、重機の音も良く聞こえていた。川のカーブを抜け、川が一旦二手に分かれているあたり、50メートル先の岩の上!くま~だ!かなり大きかった。といっても、ツキノワグマなので、せいぜい大人が四つんばいになったくらいの大きさ!岩の上で、首を動かし、毛並みがゆらゆらしていたのを覚えている。急いで、近くの法面を駆け上がりくるまへ~

3回目
やはり芸北町、役場前を通り越し、一路目的の釣り場へ!大規模林道の交差点に近づいたとき「くま~だ!」早朝だったが、たった3件ほどの民家の前を、なんときちんと白線より外側(歩道)を熊が歩いている・・そのまま通りこしたが、まてよ!自分は車の中、危なくなんかないぞい!猛スピードでバックオーライ!きました。熊の真横!そいつは急いで山の中に逃げ込み、斜面を一目散に駆け上がっていった。その日は「僕の勝ち」だった。

4回目
やはり芸北、3回目のときの場所から2㌔ほど手前、6月の、時刻は午後3時くらいだった。貸しスキーの小屋の前の森の中から「くま~だ”!」しばらく道路を歩き、また森の中へ・・このとき持っていた一眼レフで撮影したのだが、写真が見つからない。見つかったらUPしますね!

5回目
友達の「土建屋」とゴギの棲む渓へ、行き止まりの滝で、土建屋が釣りをするのを見ようと、斜面の上に見えた山道までよじ登り、座って釣りを見ていた。そばでなにやらガサゴソと左を向いた瞬間「でや~~っ」「くま~だ!」斜面を滑り降りました。土建屋に「あれ見ろ!あれ見ろ!」と・すると土建屋「グビャ~っ!くま~だ」かなりの至近距離でした。最初は3メートルあるかないかの距離だった。熊はお尻をこちらに向けて、逃げの体制だったようです。

6回目
芸北、4年ほど前、前回のゴギ沢の入り口広場で、チャーハンを作り、飯をくらっている最中、同行のK本君が、「さっきから後ろの草むらでゴソゴソ音がしてるんですけど・・」「イノシシでもおるんじゃないん?」さほど気にせず、飯飯・・K本君「どうも気になってしようがないんですけど」「ん!どれどれ」おお!あそこに熊がおるよ!みてみい!50メートルくらいでしょうか?山の斜面から熊さんがこちらをじーと見ています。どうやら、背後に熊がいて、そこから斜面まで移動していったみたいです。K本君は初めて見たので「やっぱCUB主さんと一緒だと熊に会えるって話は本当だったんですね!」K本君、消防団でしばらくは話題にことかかなかったらしい。

とりあえず珍しくもない熊の「足跡」を掲載します。こんなのしょっちゅうみます。これは去年8月17日
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