ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマン主演

ロブ・ライナー監督

『THE BUCKET LIST』


大統領も一目置くと自ら語る大富豪のエドワード。

家族のために人生を過ごして来た博学で誠実な人柄の自動車整備工のカーター。

この2人が余命6ヵ月と宣告され、人生最悪の時に病室で知り合う。

我侭を絵に描いたようなエドワードと穏やかな人柄のカーター。

大富豪と自動車整備工…普通なら知り合うこともない、人生も性格も水と油の2人が人生最後の6ヵ月の時に出会い、残りの時間を自分達のしたいことをしようとBUCKET LISTを作成し、実行に移すべく旅にでる。

自家用ジェットに乗り、世界各地を飛び回っての観光、超豪華な別荘に泊まり、高級な料理を楽しむ。残り少ない人生を思い切り楽しみながら、強い絆で結ばれて行く2人。


余命6ヵ月でかけがえの無い友人を得て、自家用ジェットで世界各地を飛び回り、好きな事を思う存分する。

そんな上手い話は無いだろう…たまたま同じ病室の人間が大富豪である確立はどの位だろう? はたまた2人揃って余命6ヵ月なんて…


見る側にそう感じさせない2人…ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン、この2人の演技が全てです。

エドワードとカーターそのものに感じられるこの2人。

特にジャック・ニコルソンが演ずる我侭放題、やりたい放題、超身勝手だけど決して憎めないエドワードはなんともはまり役。彼の演じる役柄の85%は自分自身なのだそうだから(15%が演技…)こんな憎めない魅力的な人なのでしょうか、ジャック・ニコルソンという人は…

“恋愛小説家”の超潔癖男とか、“恋愛適齢期”の若い女性大好きの実業家とか(老眼鏡を交換して大事に持っているシーンがなんとも素敵で、好きな映画です)嫌な奴なんだけれども、なんか憎めないチャーミングな男性。


人生最後を精一杯生きている男2人の悲しい物語なのに、なんともホンワリと暖かで穏やかな気分にさせてくれる映画になっているのは、この2人の名演技のせいなのかもしれません。


さて、自分が人生最後の6ヵ月を迎えることになったらどうするか?

何をしたいだろうか?

何に未練を残すのだろうか?

やはり、どう生きるか、どう毎日を過ごすかが、最後に何をしたいかを決めるのでしょうね。

どう生きて来たかが最後に問われるのかもしれません。