今日が仕事納めの方も多かったのでしょうね。

夜の街は人で溢れていました。

「良いお年おぉ~~」の声もあちこちで聞こえてました。

暮ですねぇ…… 今年もあと3日になりました。



私は、まだ明日、半日残っています。

色々とたくさんの事が有った1年でした。これ程自分の将来を考えた年も無かったな…と思います。

人生の折り返しを過ぎて、自分の将来を考えるなんて… 皮肉なことです。

来年は良い年にしたい。



アグニエシュカ・ホランド 監督

エド・ハリス ダイアン・クルーガー 主演

「敬愛なるベートーベン」を見ました。



ベートーベンと女性写譜師アンナの物語です。

2人が出会ったのは、あの第九初演4日前。

耳が聞こえないという状況での第九の初演。“中盤”のこのシーンは最高に素晴らしい。

第九の演奏の中、耳の聞こえないベートーベンにテンポの合図をおくるアンナとの間に流れる一体感と陶酔感。

鳥肌が立ちました。



音楽を挟んだベートーベンとアンナの微妙な関係。

「真珠の耳飾りの少女」で描かれた、画家フェルメールと少女グリートの危うい微妙な関係に似ているとも思いましたが… 2人は“色と絵画”を間に挟んでの繋がりでした… 

アンナとベートーベンの関係はこのフェルメールとグリートの間に流れるセクシーな香りは全く無いのです。

アンナはベートーベンの荒れた生活と苦痛に満ちた心を理解し、どんなに悪態をつかれても離れない。

そのために彼女が得たものと失ったものは何だったのだろう。

最後のトーンは考えさせられました。



全編に流れる楽曲も良かった。でも、なんと言っても第九の演奏は本当に素晴らしかった。

この10分間のシーンを見るだけでも価値のある映画です。