エメラルド・プロジェクト ORFEO DE EURIDICE by Dominic Walsh



新国立劇場エメラルド・プロジェクトNO.2とは『日本を含む世界の振付家にストーリーのある新作バレエ創作を提案、新国立劇場オリジナルのレパートリー化を図るもの』との事で、新しいユニークな企画の様です。



企画2回目の今回は、ギリシャ神話の太陽神アポロンの息子で竪琴の名手オルフェオと彼の美しい妻エウリディーチェの悲恋の物語を題材にアメリカ人ダンサードミニク・ウォルシュが振付、演出をしたオペラとバレエが融合した作品でした。



グルックのオペラ「オルフェオとエウリドィーチェ」の楽曲に振付けしたものです。当然、ダンスのバックにはオーケストラだけではなく“歌”が付くことになります。

そして舞台の一部分にバリトンとソプラノの歌手がオルフェオとエウリディーチェとなり、彼等の感情を歌い上げます。

すると本来「台詞」の無いバレエに台詞が付いた様な形になり、見る側は当然の事ながら「聞く」ことと「見る」ことのどちらに重点を置くか自然と選択をすることになる様です(私と友人はなりました)

一体となるのが理想なのでしょうが、ダンスとオペラ(歌)のバランスが少し崩れると、やはりどちらかに偏ってしまう様な気がします。

振付はとても解り易く(難しそうなバランスがとても多かった様に思います)、ドラマチックな演出で、舞台デザインも斬新で楽しめました。



振付、演出をしたドミニク・ウォルシュ は、私の大好きなダンサーの1人です。

アメリカはテキサスのヒューストンバレエのプリンシパルとして長く活躍し、現在は自身のカンパニー“ドミニク・ウォルシュ・ダンスシアター”で活躍をしています。

とにかく舞台上の彼は“アクター”で“ダンサー”

彼を初めて見たのは2003年の新国立での「マノン」 でした。

彼の演じたレスコーとデ・グリユーは、非常に素晴らしく、特に急の代役で演じたデ・グリユーはマノンを思う一途な愛が体中から溢れて、切なく、悲しく心に迫って、私はすっかり魅了されてしまいました。



残念ながら日本で彼の舞台を見る機会は非常に少ないのです。

だから今回の様な彼の振付・演出した舞台を見られるのは私にはとても嬉しいことですが……

やはり踊っているウォルシュの舞台を見たいっ!

と、このオルフェオとエウリディーチェを見て思いました。



ドミニク・ウォルシュ。。。。。

彼がオルフェオを踊ったら。。。。。。

想像するだけでもワクワクとする

あ~~~でもテキサスは遠い。。。。。。。。。