マーゲン・チューブ自己抜去
鼻の穴にチューブが入っていて、それをテープで止めて
いる人を見たことがあるでしょうか。
お口から何らかの理由で食べることの出来ない方が
鼻から直接 「胃」 にチューブを通して、栄養度の高い
液体を流し込む方法です。
このチューブのことを
ストマック・チューブ(S-T)あるいはマーゲン・チューブ(M-T)
と呼んでいます。
「ストマック」「マーゲン」 は、どちらも 「胃」 というイミです。
鼻から約40cm程 中へはいっています。
誰でも鼻に何か異物が入っていればうっとうしく思うのは
当然でしょう。
自分の視界にも邪魔なモノが入ってくることになりますから。
「なんじゃ これは
」
と手で触ってみたり、しまいには取ってしまいたくなる気持ちも
よーく分かります。
手が自由に動く人なら、簡単にスッと引っ張って自分で抜けま
す。それを「マーゲン・チューブ自己抜去」と言って、病院では
アクシデントとして記録されます。
病室に入ると、
「ん?なんかいつもより顔がスッキリしてますね?」
手にはマーゲン・チューブをぶらーんと握りしめ
本人 超笑顔
「キャア~ やられた
」
「アクシデントレポート記録しなきゃ」 --残業決定
そうならない為に、患者さんの手に ミトン をはめます。
(必要に応じて。もちろんカンファレンスを定期的に行います)
なべつかみのデッカイような手袋で、指先の自由が利かなく
なります (写真参照)
ごめんね。でも、チューブ抜いちゃうと、また入れるのに
辛い思いするからね。
あくまでも、患者さん自身を守るための 『抑制』 です





