「しも」のお世話
自分で寝返りも打てない程 終わりは近づいていた
それなのに、、「しも」の世話 だけは家族にさせることを拒んだ
リハビリパンツ(紙おむつのパンツタイプ)を着用しており、
早朝家族が起き出す前に自分で穿き替えるという。
「この状態で、そのエネルギーが残ってるのかしら?」
それでも、最後の力を振り絞って自分の「しも」の始末をする
それが、この方の 【プライド】 なのだ
それでも、どうしてもシーツが汚れてしまうことがある
それを取り替えることすら拒否し、「ご本人 vs 家族」のバトルとなる
声を振り絞って「やめてくれ」 と手を合わせる本人
そんな訳にはいかない、ビショビショのシーツは取り替えさせてもらう、と家族
「それ、手を摑まえてて!横向きにさせて!」 と結局は家族が力で勝利
訪問看護に行くと、そんな話をご家族と笑ってできるようになっていた
大変だけど、本人のプライドを大事にしながら、家族の生活に溶け込んでいる
これが在宅の醍醐味だ
