【最期は生まれ故郷に帰りたい】 ④ | 介護タクシーなら東京青梅市の安心介護タクシーDREAM

【最期は生まれ故郷に帰りたい】 ④


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7時間もの搬送によく耐えました。


身体への負担は相当大きいものと思えたが、それでもご本人の


「どうしても生まれ故郷に帰りたい」という願いを叶えたのです。


「病院へ着く前に、どうしても通りたい場所があるんです」


出発時からご家族からの強い希望を伝えられていた。


目的地の病院市内へ入ると、ご家族の道案内にしたがって


DREAMが ある場所へ停車する。


「ここに以前住んでいた家があったんです。今はもうないんですけど・・」


そう私たちに説明し、


「おばあちゃん、分かるか?ここ。懐かしいだろ?」 と声を掛ける。


もう顔を上げる力は残っていない。


ストレッチャーの頭部をギャッジアップし、懐かしい風景が視界に


入るよう調節する。微かにうなずいたように見える。


ご家族の洟をすする音だけが響き、車内は誰も言葉を発する事が


できない。 「この瞬間のために来たのか」 そのとき漸く理解した。


そして搬送終了。


達成感はない。複雑な気持ちだ。


「よかった、よかった」では済まされない、非常に難しい長距離搬送だった。


「勉強させていただき、ありがとうございました」 


DREAMDREAMナースは 同じ気持ちだった。


(終わり)











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