【最期は生まれ故郷に帰りたい】 ③
~DREAMナースの搬送記録より~
途中休憩に立ち寄ったサービスエリア。
バイタル(体温、血圧、血中酸素濃度)を測る。
乗車時に91%あったSpO2が78%にストンと落ちる。
両手の動きが多く、酸素マスクをはずしたり、ご家族に一生懸命
話を伝えようと時間を使ったためか?? それともやはり搬送の
負担が出てしまったか?
「マスクをよくはずしてしまうので、そういう時はなかなか酸素の
上がりが悪いんです」
申し送りのとき、病棟ナースが言っていた言葉がよみがえる。
まずい このままでは呼吸状態が戻らなくなる
SpO2をなんとか上げなければ・・!!
酸素の流量を3Lから8Lへあげ、SpO2の上昇を待つ。
10分程で90%台へ戻ったことから、酸素流量を調節しながらの
搬送継続を決める。厳しい状態であることをDREAMとご家族に
伝える。酸素の残量と時間をDREAMと相談し、スピードを上げて
進むことを確認。
サービスエリアを出ると、DREAMの運転から「なんとか目的地まで
辿り着こう」とするDREAMの気迫が感じられる。
(つづく)
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