『お正月は家に帰れるかしら?』
何かを語りかけてくるような優しい顔のタヌキさん。
『一服しろや!一休み一休み。』 って感じのタヌキさん。
都内の救急病院から郊外のリハビリ病院までの転院搬送でした。
痰の吸引処置を想定してDREAMナースが同乗しての搬送です。
昼食時の忙しい病棟にお迎えにあがり、申し送りを受け、患者さまをストレッチャー
へ移乗して、お荷物を車両へ運んで出発の準備完了です。
エレベーターの前まで来た時に、ベットから離床して車椅子に座っていた
他の入院患者さんが 『退院ですか?良かったですね?』
羨ましそうに声をかけてきた、
『いいえ、転院なんですよ!まだまだ家にはかえれません。』 と ご家族様が
返事をしたら、『そうでしたか、でも一歩前進できたから良かったですね。』
この言葉に病棟スタッフさんも、ご家族さまも、そしてDREAM2人も
『うーん!深いー。』と何故か納得!
少しの笑いがあり、出発前のピリピリ感が和らいだ瞬間でした。
DREAM号に乗車するまでの少しだけの時間に、しばらく感じることが無かった
冷たい外気と、外の光(雨天でしたが)を感じた患者さまの表情が一変!
ボヤーンとしていた目がしっかりと周りをみて、声かけに笑顔が出ていた!
病室では見られなかった表情にご家族さまも驚いておられました。
到着後、ご家族さまとの会話のなかで、
『お正月は家に帰れるかしら?』
出発の時に笑顔で応えてくれましたから、帰宅したらもっと喜んでくれると
思います。その時はお手伝いさせてください。
患者さまと優しいご家族さまから元気をもらった搬送日記です。
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