ソフト・ランディングでお願いします
「先生、ソフト・ランディングでお願いします。」
(着陸)
80歳代の元看護師が、最期にドクターへ伝えた言葉だそうだ。
医療従事者でなくても、誰もがぼんやりとではあっても自分の
最期について考えると思う。そして多くの方が、
<ふっ>と眠るように、
無駄に苦しむことなく、
意識のない時間はなるべく短く
家族に迷惑かけずに
この世の生活を終えたいと願っているのではないだろうか。
しかし実際は、この 「ソフト・ランディング」 こそ難しい技術
なのだ
認知症や、精神、神経科の病気についてはまた話の内容が
まったく違ってくるので、ここでは触れないことにする。
たとばガン末期やその他内科的疾患で寝たきりになった
場合、点滴を入れる量や、痛みがある際の疼痛コントロ
ールなど、上手に調節できる医師は非常に少ないと思う。
ターミナル期の技術は、刻々と代わっているのに、その
新しい知識や技術についていけてない医師。
そうした必要な薬剤が揃っていないのに、ターミナル期の
患者さまを受け入れる病院にも責任があると思う。
(行き場がないのが現実ではありますが・・・)
ホスピスと 一般病院・療養病院との開きはとても大きい、
とあちこちから看護師の嘆きを聴くことが多い ![]()
わたし達に出来ることは ・・ ベッドサイドにしょっちゅう
来てくれる医師を選ぶことでしょうか。患者さんの細かい
変化を自分の目で見て、触れて、感じてくれるドクターを
ぜひ探しておいてください。
ちょっと暗いハナシになってしまいましたが ![]()

