やっぱり家ではみれません
以前 「気持ちの安定剤」 のテーマでご紹介した
帰宅願望の強い90歳代の患者さま。
自宅へ2泊3日の外泊をしてきました 
「お家ではどうでしたか?」
「ええ、とっても落ち着いてました。でもやっぱり目が
離せませんね。足が弱ってるのに、自分では歩ける
と思っているので、とても危ないんです」 
病棟では車椅子に安全ベルトをしているので、自分で
立ち上がろうとしてもできません。それを 『抑制』 という
のですが、ご本人はそれをとても嫌い(当たり前ですよね)
縛られている感があって、
「ベルトを切って!ベルトを切って!」と、通る人通る人に
一日中訴えています。とてもせつないです。
ご家族が出した結論は
「やっぱり家ではみれません」 でした
四六時中ついている訳にはいかないので、無理です、と。
デイサービスなど利用しても、夜ずっとはみれないそうです。
やはり高齢になって、自宅で残りの人生を過ごすのは
難しい時代なのでしょうか
なんだかとてもどんよりです ![]()