こんばんは。

 




たくさんの方が連日KAATで朝美絢さん主演の「ほんものの魔法使」をご覧になっているようです。引き続き初日の感想を書いていきたいと思ったのですが、またショッキングなブログを読んでしまいました。

 

前々回のブログに書いた辛口コメントのブロガーの方がKAATで観に行かれたようです。ひじょーに辛口でした。ストーリー、展開、すべてが面白くなかったそうです。そしてその方の同業者の舞台のプロも同じような感想だったと。

 

どのような舞台のプロさんなのかは存じ上げません。私は舞台に関しては全くの素人ですが、これまで海外生活の10年も含めて一流の舞台はたくさん見ているという自負があるし、今回の公演もそこまでひどいとは思いません。むしろ宝塚基準ならご贔屓様主演という贔屓目無しでも満足しました。

 

子供の頃、ベルばら初演の頃から宝塚は何度かみていましたが、コンスタントに見るようになったのはアメリカから帰国して、歌舞伎やバレエから宝塚にシフトした2005年からです。この16年、全組派だったので、東京に来るものは大体1回ずつ位は見ていますが、全然印象に残らない公演もあったし、1回だけの観劇でも思い出すような素晴らしいのもありました。全然真ん中の方に魅力を感じないのもありましたし、演者は好きではないけど、良い作品もありました。いわゆる駄作と言われているものでも私はそれほど感じなかったり、逆の場合もあります。皆さん、お好みが異なるのだし、感性が異なるのだからそれはそれで仕方無いことです。

 

私も、ファンタジーが大好きなわけでも無く、今作が、傑作とは言いません。ちょっとテンポがあれーな時はウトウトするときもあります。(でもそれは皆さん大好きなエリザベートも同じ。私、ほぼ必ず同じシーンで毎回ウトウトしてしまいます。)

 

他にも本が良すぎたから、舞台はちょっとがっかりしたとか、ネガティブなご意見はいくつかは読みましたけど、圧倒的に好意的な意見が多かったです。

 

本も読んで、本と違う所もありつつも、木村先生が透真かずきさん演じるアレクサンダー教授に言わせているセリフが端的にこの公演のテーマを表しているのでは無いでしょうか?

 

人間は、基本自分と異なるものを受け入れず、そのような人が現れた時に受け入れる人間はごくわずかで普通は恐れ、それがとてつもなく自分よりかけ離れて優秀な存在と認められるときには排除しようとする。


こんな人間のサガは太古の時代から変わっていない本性でおそらく私たちのDNAの中に組み込まれているものなのでは無いかと思います。悲しいかな。アダムは、魔法使だからか、そのような感覚が理解できなくて、むしろ犬のモプシーから教えてもらっているようなふしもある。ちょっと鈍感ぽいけど、おつむが弱いのでは無くて、無垢なんです。。信じられない位に。

 

そして本の中では残酷な終わり方をするマルヴォーリオが舞台では生き残ります。悪い人を徹底的に懲らしめるわけでも無い所が救われます。大人の寓話です。

 

犬がしゃべるというよりは、犬の言葉がわかり犬と会話することが出来る人、これまで誰一人超えたことの無いストレーン山脈のかなたグリモアから犬のモプシーだけを相棒に越えてきた人、普通の人間では無い存在。アダムは只者ではないのです。

 

そんなアダムを演じるのは難しいと思います。愛だの恋だの、命を懸けて何かするって言ってる方が明快で分かり易いし、一般の宝塚ファンの受けは良いと思います。

 

可能ならば私だって朝美さんがやってみたいとファーストフォトブックで言ってる「不滅の棘」や「あかねさす紫の花」をさせてあげたかった。

 

前回も書いたけど、舞台が平面的な部分があるにせよ、感動する人はちゃんと感動しています。子供も大人も楽しめる珠玉の作品だと以前から書いています。NHKで放送してもきちんと評価される作品だと思います。

 

その方、あーさの事を真ん中以外が似合う。舞台を埋められていないとまで書いていて。もう感性が違うのでしょう。このような感性と方とは交わることは無いと思いますのでスルーします。


朝美絢だからできたアダムだと思います。アダムの時もキラキラでしたが、普通の人では無い空気を醸し出していました。他にアダムに相応しい人がいるとは思えません。そして縣千君も野々花ひまりちゃんも、華世京君も、その他の出演者もみんなお仕事してました。

 

宝塚が今必要なのは人気のあるスターさん。もちろん実力があり、人気があればそれがベストですが、果たしていまそのような方がいるでしょうか。劇団販売のチケットは完売となっていても、実際はチケットはあることが多いです。

 

初日は、蘭寿とむさん、その後も元月組の瑞羽奏都さんや貴千碧さんが観に来てくださったのですね。あーさと蘭寿さんのつながりがわかりませんがいらして下さったのが嬉しいです。初日という噂ですが、私は気が付きませんでした。残念です。

 

ブルーレイ発売も決まりました!5月30日の収録です。この日はマチソワしているのでどちらかな。発売は8月23日です。


関西地区だけに発売されたスポーツ報知では「新トップスター彩風咲奈を支える2番手」「華やか」と見出しで書かれていました。2番手という文字が1000倍大きく見えました。関西の友人が送ってくれました。


ほんものの魔法使のB1サイズの1番大きなサイズのポスターも初日に売り切れたそうです。初日の公演を観に行きましたが、日比谷シャンテのキャトルに寄ったんです。わたしが入った時間にはまだあったはず。KAATで買えなかった複数写りの舞台写真やfffのブルーレイ、おとめ等を買ってすっかり失念してしまいました。むらで買うのは、持ち帰る時に折れ曲がりそうだったので諦めたんです。

 

明日も仕事があるので、このあたりで。今度こそ、第2幕書きたいと思います。

 

その時までに2回目の観劇しているかも。