『ない』と嘆き続けた、その心の先は?
お金がない
彼氏がいない
愛してくれる人がいない
認めてくれる人がいない
家がない
掃除の行き届いた部屋でない
美人じゃない
痩せていない
希望がない
未来がない
充実がない
「ない」という状態が不安で
「ある」状態を求めて追い続けて
追っても追っても ゴールは見えず
見えかけたゴールも
果たして求めていたモノか 判断つかず
じゃあ 私の求めていた「ある」という状態は、
どういうものだったんだろう?
そんなに追い求めるほど、私は「ない」ことで、何を困っていたんだろう?
「ない」ことで困っていたのは
「ない」こと そのものではなく
「ない」ことで下される 周囲からの評価
自分がどう思われているのか
どんな人間だと思われているのか
私はどんな人間だと 思われたかったんだろう?
そもそも私は、自分をどんな人間に仕立てたかったんだろう?
「ない」と言ってはいけない、と言うけど
「ない」はとても大事な経験になる
「ない」に どっぶり浸かって
「ない」に いっぱい振り回されて
それに飽きたら
「ある」ごっこから始めてみたらいい
「あるかもしれない」と、思ってみたらいい
それでも「ある」と思えないのなら
「ない」と思うことが
「ない」状態であることが
自身の幸せ。
ってことになるんだなぁ きっと。
