日本ではあまり「不買運動」が流行らないなぁと思っています。
最近、原発の不安の関係からか、
「○○産は買わない」
と公言されている方もいますが、
どちらかというと、
「応援するために買いたい」
というポジティブな意見の方が多いのではないでしょうか。
それに比べると、アメリカにいた頃は、何かと
「○○買わないキャンペーン(Don't buy○○)」
という活動を目にすることがあったような気が、、、
「Social Business」というものに興味を持つようになり、
いくつかそれ系の会議(Net ImpactとかCoop Americaの会議とか)に参加してみると
大手安売り店Wなどが「標的」にされることがあり
クリスマス前には
"Don't buy holiday gifts at W"
というキャンペーンをした、という報告を耳にしました。
でもその後に、
"Buy here instead"
と、代替案の提案も必要、と聞いて
なるほど、と妙に納得したものです。
「批判」をするのは簡単ですが、
「代替案」を提供するのは難しい。
ダメ出しはできるけど、
「じゃぁどうすればいいの?」
に対する答えって、なかなか出てこないんですよね。
でも、批判したり、何かを変えようとする時は
「逃げ道」でもいいので、代替案が必要になります。
Wで買ってはダメ、という時は、ここで買おう、という提案。
Wでこれは買ってはダメだけど、これならOKという逃げ道。
大きな変化を一度に起こすのは難しいので、
小さなことからコツコツと積み重ねていく。
よくよく考えてみると、6年前、フェアトレードコーヒーを飲みたいと思ったら
かなり限られた中から選ばねばならず、味よりも「フェア(公正)」であることに納得する
妙な自己満足な形でしか買い物ができませんでした。
今は、地元のスーパーでも買えるし、値段もずっと手頃になりました。
長年小規模農家を支援している団体の方からしてみたら、
「見せかけのフェアトレード!」
という声もあるかもしれませんが、それでも、フェアトレードコーヒー、オーガニックコーヒーが
ある程度社会的地位を築くようになれたのは、大手参入のおかげだと思っています。
「逃げ道=選択肢」
という考え方に近いのかもしれません。
様々な選択肢があって、それを選ぶ自由がある。
自由だからこそ、結果に対しては責任を持たなければならないのですが、
選択によって、未来が、社会が変えられるなら、それってワクワクすることですよね。
一人ひとりが選択できるだけの基本的な情報は揃っています。
あとは、関心を持つかどうかだけではないでしょうか。
Change the Future。
将来を変えるのは私たちの自由でもあります。
私が創りたいSustainableな将来に必要な「逃げ道」ってなんだろう。
そんなことを考えながら、「不買」ではなく「これ買おう」キャンペーンをもっと流行らせたいと思いました。
最近みかける「東北を食べよう」キャンペーンも大好きです。
「東北の食材を使っていますレストラン」ももっと増えて欲しいと思います。
できることをコツコツと。
続けていくことで、将来を変えていきましょう。
最近、原発の不安の関係からか、
「○○産は買わない」
と公言されている方もいますが、
どちらかというと、
「応援するために買いたい」
というポジティブな意見の方が多いのではないでしょうか。
それに比べると、アメリカにいた頃は、何かと
「○○買わないキャンペーン(Don't buy○○)」
という活動を目にすることがあったような気が、、、
「Social Business」というものに興味を持つようになり、
いくつかそれ系の会議(Net ImpactとかCoop Americaの会議とか)に参加してみると
大手安売り店Wなどが「標的」にされることがあり
クリスマス前には
"Don't buy holiday gifts at W"
というキャンペーンをした、という報告を耳にしました。
でもその後に、
"Buy here instead"
と、代替案の提案も必要、と聞いて
なるほど、と妙に納得したものです。
「批判」をするのは簡単ですが、
「代替案」を提供するのは難しい。
ダメ出しはできるけど、
「じゃぁどうすればいいの?」
に対する答えって、なかなか出てこないんですよね。
でも、批判したり、何かを変えようとする時は
「逃げ道」でもいいので、代替案が必要になります。
Wで買ってはダメ、という時は、ここで買おう、という提案。
Wでこれは買ってはダメだけど、これならOKという逃げ道。
大きな変化を一度に起こすのは難しいので、
小さなことからコツコツと積み重ねていく。
よくよく考えてみると、6年前、フェアトレードコーヒーを飲みたいと思ったら
かなり限られた中から選ばねばならず、味よりも「フェア(公正)」であることに納得する
妙な自己満足な形でしか買い物ができませんでした。
今は、地元のスーパーでも買えるし、値段もずっと手頃になりました。
長年小規模農家を支援している団体の方からしてみたら、
「見せかけのフェアトレード!」
という声もあるかもしれませんが、それでも、フェアトレードコーヒー、オーガニックコーヒーが
ある程度社会的地位を築くようになれたのは、大手参入のおかげだと思っています。
「逃げ道=選択肢」
という考え方に近いのかもしれません。
様々な選択肢があって、それを選ぶ自由がある。
自由だからこそ、結果に対しては責任を持たなければならないのですが、
選択によって、未来が、社会が変えられるなら、それってワクワクすることですよね。
一人ひとりが選択できるだけの基本的な情報は揃っています。
あとは、関心を持つかどうかだけではないでしょうか。
Change the Future。
将来を変えるのは私たちの自由でもあります。
私が創りたいSustainableな将来に必要な「逃げ道」ってなんだろう。
そんなことを考えながら、「不買」ではなく「これ買おう」キャンペーンをもっと流行らせたいと思いました。
最近みかける「東北を食べよう」キャンペーンも大好きです。
「東北の食材を使っていますレストラン」ももっと増えて欲しいと思います。
できることをコツコツと。
続けていくことで、将来を変えていきましょう。