カーボンオフセットやエコに関するワークショップをしていると
この時期よく聞かれるのが
「ビニール傘ってどれくらいCO2が出てるんですか?」
という質問です。
計算を試みたこともあるのですが、
どこから輸入したか(約9割は中国製)、
何度使ったか(台風だと一回で壊れることも多いです)
どのように処分したか(焼却したのか不燃ごみで出したのか)
によって数字がバラバラになりすぎるので、
オフセットにはこだわらず、習慣として、
「使い捨ての傘は使わない」
というものを提案したいと思います。
台風2号が接近していて、関東もそろそろ梅雨入りですね。
今年の梅雨は、お気に入りの傘を一本買って、
使い捨てを控えてみてはいかがでしょうか?
日本で消費されるビニール傘は、年間1億3000万本だそうです。
国民数より多い!
確かに、傘を忘れてしまい、雨に降られると、
コンビニや100円ショップで手軽に買えるので
ついつい使い捨て傘に手がのびがち。
でも、これって実は環境に対する負荷がとても大きいのです。
もしビニール傘を買うことになったら、それをリユースする方法があるので
参加してみてはいかがでしょう?
という団体が、渋谷で傘の「シェアリング」サービスを始めています。
誰でも無料で傘を借りることができるのです!
この団体が、使い終わったビニール傘を集めています。
家に数本ためている方も多いと思いますので、
一度思い切ってビニール傘とはさよならをして、
お気に入りの傘を一本買い、
今年の梅雨はMY傘で乗り切りましょう!
こんな小さな習慣の積み重ねが、ごみを減らし
資源の無駄使いを減らし、傘職人さんの仕事を増やし、
少しだけ未来を変えることができると思います。
Change the Futureは私たち一人一人の習慣や思い込みから。
まずはできることを始めましょう!