今朝もニュースで家庭の消費電力を15%削減するにはどうすればよいか、というものをやっていました。





お勧めは


・エアコンの選定温度を2度上げる(これで-10%)


・冷蔵庫の設定を強から中へ(これで-2%)


・待機電力をカット(これで-2%)


合計-14%、でほぼ目標達成、というものです。





確かに、紹介されている通りなのですが、


例えば我が家のように、月の電気代が3000円代の場合、


これ以上削りようがないのです。


エアコンは常時コンセントを抜いていますし、冷蔵庫はほぼ空っぽ(おかずは毎日作ります)


コンセントにつながっているのは、冷蔵庫、留守番電話くらいで、子機もやめました。





つまり、一律に15%削減を提唱するのではなく、


二人世帯ならこのくらい、三人世帯ならこのくらいという


現実的な目安が欲しいと思います。


だって、世の中には大きな家に住んで、各部屋にエアコンがあって、


電気代が何万円もする人もいるはず。





そういうおうちが頑張って節約してくれると助かるのですが、そうもいかないものでしょうか?








まぁ、これ以上削りようがない我が家ですが、ニュースを見ていた母は


「うちは日当たりがすごくいいから、ソーラーパネル蓄電池が欲しいわ」


とつぶやいていました。


マンションなので、ベランダに設置するのは難しいのですが、簡易パネルと蓄電池セットを


あげた方がいいのでしょうか、、、








前置きが長くなりましたが、Change the Futureとして提案したい、変えるべき習慣の一つに、


「小さく住む」


があります。





各家庭での消費電力の問題とも関係するのですが、


結局大きい家に住むと、どうしてもエネルギー消費って増えてしまうんですよね。


所有物も増えていきますし、、、





大きい家=お金持ち、小さい家=貧しい


みたいな構図、どうにかひっくり返すことってできないのでしょうか?





今まで見たお洒落な小さいおうち、をもっと日本で紹介して、みんなが小さく住むようになればいいのになぁ。





例えば、ドイツの 
Micro Compact Home


これは住宅難に悩む学生さん向けに実験で建てられたと伺いました。


CTF 國田かおるのブログ-Micro Compact Home



2.6m×2.6m各にベッドや勉強するスペースがコンパクトに収まっています。




 
MOMAのHome Delivery展
でも写真入りで紹介されています。







人の生活で必要な物とは何かについても考えさせられますよね。




私自身、今回の震災と引っ越しを通じて、「所有」について考えました。

生きていくために必要なものと、生活を豊かにさせるものとの違い。

譲れる分野と譲れない分野。




代替がきくものと、どうしても「コレ」でないとダメなもの。

創意工夫でなんとでもなるもの。




一つひとつ、洋服一枚からお皿、フォーク、お鍋、タオルなど

全てを吟味して取捨選択する機会なんてなかなかないですからね。




その結果、物は少なく、生活はシンプルに、家は小さくがいいね、という結論にいたりました。

狭いから、みんな一つの部屋に集うことになり、結果的に省エネになります(笑)







大きい家に住むと、それを埋めるためにものが必要になりますから。

いつかは引っ越す必要のない家に住むことが理想だけど

まだ当分かないそうにないので、当面は小さく、小さく住みます!