んん、と鼻から抜ける声で体温に浸る。触れている肌はうれしくて、触れられた肌はさみしい。手や唇だけじゃ足りなくて、全てを包んで舐めて溶かして、境界なんか無くして欲しい。あまりの貪欲さに思わず震えた私に気付いたあなたが、ん?と優しいまでに問う。ああ、ほんとうは、その、それにこそ弱いのだと、けして教えてなるものか。