東京大空襲と関東大震災などの犠牲者を追悼する「春季慰霊大法要」(東京都慰霊協会主催)が10日、東京都墨田区の都慰霊堂で行われた。常陸宮殿下、石原慎太郎都知事や遺族代表などの関係者が参列した。

 石原知事は追悼の辞で「世界ではいまだに地域紛争が繰り返されテロの危険も絶えない。多くの人が尊い命を失い、飢餓や貧困に苦しんでいる。戦争の悲惨さを語り継ぎ、平和な次世代への財産として引き継いでいかねばならない」と平和への決意を述べた。その後参列した関係者が焼香を行い、犠牲者の冥福を祈った。【江畑佳明】

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