どうも、綾乃です。
女性都議へのヤジ問題、
どう思います？
朝日新聞の【海外記者にどう映る 塩村都議、ヤジ問題で会見】という記事には、
と書いてありました。
今回の女性都議へのヤジ問題では、
「性差別的な発言が、自分のキャリアを終わらせる」程の問題だと、
日本の社会に広く認知されるきっかけになったと思う。
ヤジをとばした議員も、
笑って聞いていた議員も、
議長も、知事も、
ヤジをとばされた塩村都議も、
このヤジが、これほど問題になるとは、
思っていなかったと思う。
男性社会の中にいると、
セクハラや女性蔑視の発言は、
腐るほどあります。
それにいちいち反応してたら、
仕事にならないくらい日常的にある。
なので、ワタシ個人に向けられたセクハラなどは、
流す、いなすで、対処してました。
セクハラ発言を繰り返す、
オジさん達も、
セクハラの自覚がない事も多い。
本人はコミュニケーションとってるつもりで、
セクハラトーク満載なオジサマもいる。
ワタシは、男性世界で仕事していたし、
愛すべきオジサマも沢山いるので、
セクハラは仕方ないものと流していた。
でも、その場に、他に女性がいたとしたら、
やはり黙っていられない。
その昔、とある会合で、
女性会員を増やしたいから、
女性を誘って欲しいと頼まれた時、
無理だと断りました。
このセクハラトーク満載な会合に、
女性がきても、
嫌な思いをするだけだと思った。
ワタシの感覚だと、
30人いて、女性が1人だと、
ほぼ女性は存在していない扱いになる。
30人いて、5人くらい女性がいると、
少し気を使う。
30人いて、10人が女性だと、
やっと女性軽視な発言に、
男性達が気を付ける。
都議会は、127人の議員がいて、そのうち女性が25人。
数のチカラってあるからね。
都議会で、女性軽視は日常だったのかなとも思う。
今回のヤジをとばした議員は最低ヤローだとして、
議員になって、政治やるんだったら、
塩村都議には、ヤジをとばされた時に、
その場で、切り返してもらいたかったな。
「今の発言は、どなたですか？」
「議長、記録してください。」
このくらい根性ないと、
圧倒的に男性が多い政治の世界で、
女性としての意見なんて言えないよ。
塩村都議、女性として、
傷ついただろうなと思ったけど、
議員としては、ちょっと頼りない。
いっぱいいろんなものを飲み込んできて、
それに慣れてたんだろうと思うけど、
政治家として、女性の代表として、
女性の尊厳を貫いて欲しいと思う。
でも、今回のことで、
みんなの意識が変わったのは、間違いない。
先日、とある会合で、
セクハラ発言を繰り返すオジサンに、
まわりのオジサマ達が、
「それは、セクハラだよ！
都議会みたいになちゃうよ。」
と注意してくれたのを見て、
おおっ！！！と思った。
やじ問題で、セクハラを
オジサン同士で諭す風潮になるのは良い事だわ。
変化の兆しがみえてきた。
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