高音男声フリークの ikukochka と、VOCALOIDデビューを夢見てカウンターテナーとテノールを勉強中のファルセットーネ。2人のナビゲーターによる、ちょっとおかしなプレゼンテーションです。



ikukochka
(以下 ): とうとう出た~~っっ
ファルセットーネ(以下 ): オバケ??泥棒 変なオジサン
: 去年(2012年)の話なんだけど、ブリテンズ・ゴット・タレントって、スーザン・ボイルやポール・ポッツが出た、あのオーディション番組のアメリカ版(アメリカズ・ゴット・タレント)に、自称、カウンターテナーが出ましたよ~~。
: 自称カウンターテナー大繁殖中
: とにかく見て。歌はプッチーニのオペラ『ジャンニスキッキ』から
<私のお父さん>。
アンドリュー・デ・レオン(Andrew De Leon) という人。
: ギョ男のソプラノかぃ


 

: ぽっちゃりゴスww 泥棒以外は、言った通りじゃん。
: こらこらっ
: まだまだ未完だけど、いいもの持ってんな。コンニャロ~


: プライベートで歌ってるとこんな感じ。同じ曲で、こっちも移調(キーを下げたり)してないね。


: コイツの良いところは高いところを鼻に持っていかないことだね。高音部でも顎が上がらないし、大したもんだ。でもかなり喉を絞めているから、このままだと喉を壊さないか心配だな。
今は何やってるの?
:  .... 知らん。アルバム出したり活動し始めてるみたい。
: ちゃんと勉強すれば、オペラで通用する歌手になれるんじゃないかな。大事に成長させてほしいね。←(上から目線)
 : こういう人は貴重だよね。ファッションはこうだけど、目はとても優しいね。
彼のHPがあるので、興味のある方はどうぞ。


 Andrew De Leon HP
http://www.andrewleodeleon.com/



: さかのぼって2009年にはブリテンズ・ゴット・タレントでグレッグ・プリッチャード(Greg Pritchard)て、男性ソプラノが出ていたんだよね。
何故か、プッチーニのオペラ『トゥーランドット』の<誰も寝てはならぬ>を歌ってるんだけど、最近のカウンターテナーには珍しいタイプの声が印象的。

 

: なるほどね。ブラジルの歌手に多い、ちりめん(ヴィブラートが早くて細かい、震え声のような感じ)系タイプの強い声だね。発声ヲタクにとっても興味深い声かも。
: 勝手な想像だけど、この声を聴くとカストラート(去勢した高音男性歌手)のことを考えてしまう。こういう人の声帯の周辺ってどうなってるんだろうね。話声からして変声はしているから、ホルモン異常とかではないよね。


他に彼が歌っている、ビゼーのオペラ『カルメン』の<ハバネラ>をアレンジした曲はどお??


: これなんかのCMに使われてなかった?  
: そうだっけ?この画像はアニメに彼の歌を被せた作品らしいんだけど、こういう曲のアレンジ、案外好きだったりするw 彼はFacebook と Twitter やってるよ

グレッグ・プリッチャード

Facebook https://www.facebook.com/pages/Greg-Pritchard/101499251071
Twitter https://twitter.com/gREG_pRITCHARD



: それにしても、いろんなのがいるなぁ~ 
僕も負けられないなぁ
: 楽しいよね まだ変なのが結構いるんだよぉ~www
それはまた後ほど。

ikukochka & falsettone


 

レディース&ジェントルマンナビゲーターのファルセットーネだよ。
いよいよカウンターテナー、第一弾の紹介です。

 説明の前に、どんな感じか聴いてもらうよ。もちろん、この他にもいろいろなカウンターテナーがいるので、「これがカウンターテナーなんだ」と思い込まないでね。
ごく一部の、ということをお忘れなく。

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この曲で、この世にカウンターテナーというものがある事を知った方が多いんじゃないかな

 


ご存知、ジブリアニメ 『もののけ姫』のテーマ曲です

この画像の歌は米良美一(Yoshikaz Mera 1971年5月21日生)さんではありません。韓国のイ・ヒサンというカウンターテナーの歌声でした。
女性の高音とはまた違った響きで、なかなか力強い歌声ですな。


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次は、今フランスで大人気のカウンターテナー、フィリップ・ジャルスキー(Philippe Jaroussky 1978年2月13日生)イケメンの部類にはいるかな?僕ほどじゃないけど ww。日本でもファンが多いんだ。
曲はヘンデルのオペラ『リナルド』の<私を泣かせてください>。
女性役の曲だけど沢山のカウンターテナーが歌っているんだ。





どうでしょう。何だかとてもいい香りがしてきそうな感じではないですかぁ

お腹がすいてきたぁ~~ 

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最後は、昨年  2012年10月にフランスのロレーヌ国立歌劇場で公演が行われた、『アルタセルセ』(Artaserse)というオペラの一部です。このオペラには5人ものカウンターテナーが出ていんだ。イタリアの作曲家、ヴィンチ(Leonardo Vinci 1690生-1730没)の作品だよ。




え?なんかよく解らない? でも、すご~い !!! と思った人もいるよね 
これは本当に凄いんだよ  歌はアルゼンチンのカウンターテナー、フランコ・ファジョーリ( Franco Maximiliano Fagioli  1981年5月4日生)
 
 こういった技巧を凝らした曲は、バロック音楽全盛期(17世紀初め頃から18世紀半ばくらい)にカストラートと言われる、高音の男性歌手たちに歌われていたんだ。
 彼らは少年期に去勢した後、徹底的に声楽教育を仕込まれ、大スターにまで登り詰めていくんだ。カウンターテナー達の憧れの存在でもあるよ。

カストラートについては、また後日紹介するので、よろしくね


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おまけ。

素晴らしい歌声を聴いてもらったので、ここで最後の最後に最悪の 男性ファルセットを聴いてもらうよ w




別な意味で凄いよね 好演はフランスの人気コメディアン、ミシェル・フォー(Michel Fau )でした~~~

これからもこんな感じでいろいろてんこ盛り?でやっていくので、よろしく


falsettone
ブログを始めたばかりというのに、既に混乱している状態ですww
 
 一番最初に紹介するカウンターテナーを誰にするか、どの曲を選ぶか、悩みに悩んでいます。
 カウンターテナーと一口に言っても、まだ見たことも聴いたこともない方と、聴いたことがある方、いろいろ聴いている方とでは、イメージの持ち方が違うので
どうしよう!
 
ま、それはさて置き、ここでは2名のナビゲーター、管理人ピグキャラによる会話形式でお話を進めていくこともありますので、まずはご紹介。

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ナビゲーター: ikukochka

ikukochka

 もともと男性のファルセットが好きで聴いていた私ですが、  あるカウンターテナーのファンになったのをキッカケにカウンターテナーウォッチが始まりました。
 当初、世界には数えるほどしかカウンターテナーがいないと聞かされ、探してみたところ、出てくるわ出てくるわ.....「数えるほど」というのは間違いでした。
 このころは日本で手に入るカウンターテナーのCD(取り寄せが多い)の殆どは聴いた。つもり。www(今では世界各地で沢山のカウンターテナーが出没していますので、把握しきれないです。)

 しかし、もともとクラシックを敬遠していたため聴き方も解らず、色々なカウンターテナーをあさっては「発見とか思いながら聴いていただけでした。作曲者に関する事、オペラなのか何なのか、いつどのような経緯で録音されたものなのか、全く意識なしで聴きまくっていたので、人様に説明できる知識や情報が少ないという欠点があります。

 それでも、「この曲どうよてな感じで色々な方と共有は可能だと思うので、何とか頑張りたいと思います。勉強を兼ねて、できるだけ多くの情報を掲載できるようにします。

 このような私ですから、クラシックを敬遠する気持ち、クラシックが面白いと思える気持ちの両方が理解できます。そのような視点で様々な提案ができればと思います。

 それとカウンターテナー以外で、今風のスタイリッシュなオペラの情報やハイトーンの男性歌手、男性並みの低い声の女声など、皆様からの情報もお寄せいただければと思います。                      
以上、ikukochkaでした。

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ナビゲーター:ファルセットーネ(falsettone)

 
 皆さん初めまして 僕はカウンターテナーとテノールの両方を勉強しているよ。
いつかVOCALOIDなんかでデビューできたらなんて思うけど、これはまだまだ先の話かな?
 実は ikukochka は僕のマネジメントもしているんだ。活動は未定だけどねwww永遠に未定かも


 ここでネタばらしを一つ。

 僕の名前、ファルセットーネはファルセット好きな ikukochka が語尾を変えて名前っぽくしただけなんだけど、たまたま僕が注目している声の種類と一致していたんだ。

 ファルセットーネ(falsettone)とは、ファルセットと実声の境目のようなミックスされた声で、少しファルセットの分量が多いのかな?
安定させるのが非常に困難な声の一つで、カウンターテナー同様、これにも定義が諸説ある深~い世界です。
 
 これから突然ひょっこり登場しますので、宜しくお願いします。
てか、このブログはファルセットーネのブログなのに ikukochka に乗っ取られてますな www

falsettone

ikukochka: ちゃうちゃう~管理人は私なんだからね。

 初ブログにドッキンドッキンしています

 このブログでは、新しいカウンターテナー(以下、CT)や他の歌手なども有名無名問わず、私なりの楽しい?切り口で、映像と共に皆様と一緒に楽しめたらと思います。
 
 もともとクラシック音楽などは全く聴かなかった私ですが、CTを初めて聴いた衝撃から、少しづつクラシック音楽に触れ、入り口がCTなので、思い返せば最初からコアな古楽の分野へ突入していたことになります。自己紹介にもありますが、CTのことは多少理解しているつもりですが、他の声楽や音楽に関してはまだまだ勉強が必要なので、このブログを機に勉強に励みます。

 皆様からの貴重なご指導ご鞭撻から知識を得ながら、ブログも自身も成長していけたらと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

 クラシックが苦手な方にも楽しんでもらえるようなブログにできたらという希望もあり、オペラ歌手が歌うミュージカルソングなどにも注目しています。

 堅苦しいことはあまり好きではありませんが、スイッチが入るとついついということも....  気を付けます。

 初の映像の紹介は、テノールの声についてBBCが制作した大変興味深い映像です。
有名なテノール歌手、ローランド・ヴィラゾン(Rolando Villazon )がリポーターを努めています。
約1時間と長いだけあって、見応え十分の濃い~ぃ内容です。

 ローランド・ヴィラゾンも話していますが、男性の声は高い領域(裏声も含む)を含め広い声域を持ち、実声の高い部分(頭声)←(詳しくいうともっと複雑に分類されます)を鍛えるのが、テノール。頭声のさらに上の高音を鍛えるのがカウンターテナーです。もっともカルーソーが現れる前の時代のテノールはもっと軽い声の人が多く、高音部ではファルセットを頻繁に使っていたようです。

この映像から解釈できることは、声種の違いはあっても、発声の基本は同じところにあるという事です。
事実、昨年、日本音楽コンクール声楽部門でみごと優勝した カウンターテナーが、長年テノールで研鑽を積んだ後カウンターテナーに転向し僅か2年目で優勝できたのは、カウンターテナーとしてというよりは、基本的な発声の基盤があるからではないでしょうか?
.....はぁ長くなりました。では。
うまく映像が貼り付けられなかったので、こちらをクリックでお願いします

What Makes a Great Tenor  公開日: 2013/07/09  youtue
https://www.youtube.com/watch?v=0jvBOwVZfaU&feature=c4-overview&list=UU66EL5CAnLOwUulaRUuhZ7A
この映像には声楽について考えさせられる沢山のヒントがあり、プログを始める後押しにもなりました。

次回はいよいよカウンターテナーについてお話しさせていただきます。
                                                                                                 ikukochka