ジュエリーマスターのブログ【宝石業界の裏側】
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その他

*アクアマリン
・・・アクアマリンはキズに強く割れにくいどちらかというと扱いやすい宝石です。家庭では毛先の柔らかい歯ブラシをお湯に浸し、細かく泡立てた石鹸を使ってアクアマリンを磨きます。毛先を使い爪の間や裏側についた汚れをよく除いたらぬるま湯で丁寧にゆすいで柔らかな布で水分をふき取ります。

*ガーネット
・・・様々な種類のあるガーネットは比較的硬度が高く薬品や熱にも強いのが特徴です。家庭ではシリコンクロスなどの柔らかい布で汚れや汗をふき取るとよいでしょう。毛先を使い爪の間や裏側についた汚れをよく除いたら、ぬるま湯で丁寧にゆすいで柔らかな布で水分をふき取ります。ただしデマントイドガーネットだけはガーネット族の中でも硬度が低いので取り扱いには注意が必要です。

*トルマリン
・・・トルマリンは電気石とも呼ばれるように摩擦や加熱で帯電しやすい宝石です。そのため表面にほこりがつきやすいので使うたびに注意しましょう。シリコンクロスなどの柔らかい布で汗や汚れ指紋をふき取るとよいでしょう。

*オパール
・・・オパールは硬度が低く割れやすくて傷つきやすい。水分を含んでいるので熱や乾燥でもひび割れを起こしますから調理の火にも注意しましょう。超音波洗浄機も厳禁です。

*レッドエメラルド ・・・ベリル類の中で、唯一赤い色石。アメリカのユタ州のみで産出され、
希少性の高い一品となっている。

*ろうかん ・・・最高級のヒスイの名称。半透明の緑色をして、銀杏の実をやや濃くして、
その表面に油を流してトロンとさせた色と形容されてきた。 シルバー/SILVER

銀は金やプラチナと違い原子的に安定していません。すぐに化学変化を起こしてしまい変色します。日ごろのお手入れが必要だということを認識しておきましょう。銀が酸化するといいますが実際には銀は高い温度に加熱しなければ通常の状態では酸化しません。銀の変色のほとんどは硫化ですが塩化反応もまれに起こります。

銀は空気中の硫化ガス(硫黄ガス)と化学反応(硫化反応)表面に硫化銀の皮膜を作り変色してしまいます。
硫化銀の皮膜の厚さによって薄いときは黄色、次に茶褐色変わり更に皮膜が厚くなると黒色になります。硫黄温泉に銀を浸けた場合には急激に硫化反応が起こり紫色に変色します。市販の入浴剤で硫酸ナトリュウムや硫酸塩などの硫黄分が入っている場合も同じように変色します。他には特殊なところで卵や玉ねぎといった食品の影響で変色を起こす事もあります。

通常貴金属は百分率ではなくて千分率で表します。1000分の925(銀の含有量が92.5%)の純度の銀をスターリングシルバーといいます。これは、sterling=「英国貨幣」という意味が示すとおりもともとはイギリスの古くからの貨幣習慣から由来したものです。Silver925の場合残りの75(7.5%)は銅を割金にします。割金の銅の方が硬いので銅分が多いほど硬い材料になります。品位925の銀合金は優れた性質を持っており貨幣用としてはもとより装飾用、工業用と様々な分野で使用されています。

貴金属は純度が高いほど柔らかくゴールドもプラチナもシルバーもそのまま純度100%での使用は柔らかすぎてジュエリーの細工や加工には向いていません。硬度が足りないと宝飾品本体に傷がつきやすく爪が簡単にゆるんで宝石がすぐにゆるんだり落ちてしまったりしてしまいます。

そこで硬さを補強するため他の金属が混ぜられています。この混ぜられる金属の事を「割金(わりがね)」と言います。
基本となる貴金属と割金の割合(品位)を表すのにゴールドの場合は一般的に24分率がプラチナとシルバーでは
1000分率が使われます。



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