ヒヤリハットという言葉をご存じの方、聞いたことのある方も多いでしょう。

ハインリッヒの法則に出てくる用語です。

ハインリッヒの法則とは、ハインリッヒ氏が調査した労働災害の聞き取り調査で、

大規模      1件 (重傷者や死人が出たような災害)

中規模     29件 (怪我といわれるような事故)

小規模    300件 (ヒヤリとしたり、ハッとしたりしたこと)


このように数値に特徴があるので、ハインリッヒの法則とは言わず、1:29:300の法則と呼ぶこともあるようです。


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日常でヒヤリハットに気づけば、早急に改善することで致命的な失敗を避ける対策になります。

せっかく気づいても深刻に考えないこともありますが、それは非常に危険です。

ただし「ヒヤリハットに気づけば」であって、気づかないケースも多いです(潜在ヒヤリハットとここでは名付けます)。

本当はまずかったのに気づけなかった、これも非常に危険ですが、これはヒヤリハットの少なくとも10倍あると言われています(個人差あり)。



そう考えると、人生においても何か大きな出来事、例えば事故に遭う、病気になる、恋人にふられる、何でもいいんですけど、その前には少なからずサインが出ているはずなのです。

1に対して300とか、気づけなかった分をいれると3000以上とか、そういう数のサインが出ている。

これらに気づかない、あるいは気づいたのに深刻に考えず対応しない、改善しない。

何か大きな出来事は、ヒヤリハットが連鎖することで引き起こされるので、気づいたらすぐ改善する必要があります。



大事なことは、潜在ヒヤリハットに気づけるアンテナを張っていることです。

そして本当はヒヤリハットなのに、自分に都合の良い解釈をして、それがヒヤリハットではないと解釈してしまうことです。

小さいことだからと深刻に考えない態度、感性、そういうのは危険です。

何事も、小さいことの積み重ねなのですね。
いくつか有名な法則を紹介します。

まず働き蜂の法則で、ある蜂の巣に100匹の蜂がいます。

この場合、よく働くのは25匹、普通に働くのは50匹、さぼるのが25匹になる(働き蜂なのに!)。

必ずそうなるし、働き蜂に限らず集団はその比率になる。



では、色んな巣からよく働く蜂ばかり集めて一つの巣をつくったら、超効率のいい巣が出来るように思いますが。

やっぱり、25匹:50匹:25匹に分かれる。

この実験には続きがあって、さぼる働き蜂を100匹集める実験もしています。

そうするとおもしろい事に、25匹はよく働くようになったのです。



次はスタンフォード監獄実験です。

紹介するには長すぎますので、リンクや検索でご覧下さい。

この実験の内容をもとに制作した「es(エス)」という映画もあるようです。

他にもミルグラム実験とかあるようです。



性善説とか性悪説とか。

あいつはいいヤツだとか、ダメなヤツだとか。

人ってそんなもんじゃない。

生き物ってそんな風に出来てない。



人は善にも悪にもなり得る。

人は最高にも最低にもなり得る。

でもそれは環境のせいじゃない。

どの可能性もある中で、自分がどうあるかを選択した結果だ。
最高の自分でいつもいること、簡単ではないよね。

でもね、最高の自分じゃなかったと言って落ち込む、自己卑下する。

これって「最高の自分じゃなかったこと」より全然やばい。

そんな思考癖は、今すぐ止めた方がいい。



いい時も悪い時も、できる時もできない時もある。

ロボットじゃないからね。

「最高の自分じゃなかったこと」「最高の自分を継続できなかったこと」、大切な成長の過程だと思ってます。

今日もダメ、明日もダメでも、それでも自分を信じることが大事。



人の成長って一直線じゃないんだろう。

振り子みたいに最初は大きく振れている(大失敗)。

その内に振り幅が小さくなってくる(小失敗)。

最後には全く振れなくなる、これが中庸。



最初は大きく振れるから、そこで自信をなくさないこと、これが最初で最大の関門。

できる人は難なくこなすけど、彼らも知らないところで苦労して今があるんだからね。

そして最も大切なのは、最後まで諦めないこと。

いずれも信念を貫くことがポイントになってくる。



信念も、できた/できないとか、その日の気分で左右されがち。

信念ってどうやって支えるか。

信念は自分で支える!

自分を信じる今の心、これが信念!



「大丈夫、今はできないけど、いつかできるようになる、焦るなオレ!」

そんな感じで、萎えそうな心を奮い立たせる底力。

切り返し能力や、そういう思考回路。

物事を近視的に見ず、他人の物差しで見ず、自分の絶対感覚で感じること。



人はそうやって大きくなっていくんだろうね、きっと。

人はそうやって生きていくんだろうね、ずっと。

だから信じて見守ってあげよう、そっと。

いつか、きっと。