あなたはRPG内のキャラだ。

コントローラを握っているのは神。

このゲームは神が作った。

神は自分が作ったゲームの素晴らしさを体験するため、プレイを楽しんでいる。



神は完璧である。

神は偉大である。

しかし完璧さや偉大さの中においては、それを体験することはできない。

全ては完璧であり偉大であれば、比較のしようがないからである。

完璧でないもの、偉大でないものがあってはじめて、完璧さや偉大さを体験できる。



人生いろいろなことがある。

悩み、苦しみ、葛藤する。

時にはくじけそうになるし、逃げ出したくもなる。

しかしそれすら完璧の中にある。

それはまるで、必須アイテムがなかなか見つからず、ゲームが停滞している時のようだ。

街で話を聞き、前に行った場所を訪れたりしているうちに、いつしか解決の糸口が見えてくる。

その間にはレベルアップもするだろうし、思わぬアイテムをゲットしているかもしれない。

順調にゲームが進行するのも楽しいが、苦労してアイテムを得た時の感動は、何事にも代え難い(未だにドラクエ2で「ラーのかがみ」を毒の沼地で見つけた時の感動を覚えている)。



苦労して得たものは忘れない。

そして誰にも奪われることはない。

死してなお、永久に持ち越せるものだ。

ゲーム中に何度死んでも、苦労して得た必須アイテムがなくならないように。



人生なかなかうまくいかない。

いったいこの世の中は何?

あなたが今生きている世界の名は、MATRIX


ありがとうございます。

つづきます。