「撮影しないメリット」は、当然ですが治療の質を上げる方向ではありません。

CTを撮影した方が情報が多いので、撮影して治療の質が下がることはありません。

患者さんの理解も当然深くなります。



じゃあ治療の質を上げるためなら、どんなにお金がかかっても良いのか?

どんなに苦痛を伴っても良いのか?というと、当然そうではありません。


患者が伴う害、リスク < 患者の利益


この場合のみ成立します。

この場合というのは、ドクターがそう判断した場合、ということです。

時々ですが、上式が

ドクターが伴う労力、リスク < ドクターの利益

こんな風に置き換わるケースがあり、悲しいことです。



話を戻しましょう。

「十分わかるように説明してくれなかった」と患者が思うことは多いようです。

左辺も右辺も、目に見えるものではありません。

目に見えない「ドクターの判断・見解」

を「言葉」のレベルに落とし込んで患者に伝えますが、これを正確に伝えることは困難です。



一般には、ドクターは丁寧に説明する時間がないから…、という理由になっています。

確かに保険診療において、ドクターには丁寧な説明をする時間なんてありません。

今回は、これ以外の切り口で迫ってみましょう。

ここで話が終わったら、何も生まれません。

何か考えないと。


ありがとうございます。

つづきます。