父の遺体を迎えに警察署へ



昨日自宅に来た警察官が出てきた



検案の結果ですが死因は

電話でお話しましたが

急性肺炎です


脳梗塞の気もありましたが

それが死因ではないとの事です


だいぶ肺が炎症起こしてたようで

水も溜まっていたようですね



言葉がなく、涙が出た

死亡診断書を受け取る



検案してくださった先生です

こちらに電話連絡をして

検案、診断書料を支払いしてください



料金は3万円だった



霊安室に案内された



警察署の建物から外へ出て

裏の方へまわる



その途中葬儀屋Tの方

男性2人が車から降りてきて挨拶をした


警察から預かった書類を

葬儀屋さんに渡す



今にも雪が降りそうで

とても寒くて暗い空だった



霊安室の前には

警察官が2人立っていた



扉が開くと父が眠っていた



その顔は自宅で見た姿より

ずっと綺麗で本当に安らかな顔で

笑ってるように見えた

 


何か紺色の布のようなものを着ていた



私はきっと解剖でもされて

傷が見えないように

病院が着せてくれたのだと

勝手に思った



涙が止まらなかった



焼香を済ませると

葬儀屋さんが

警察の方と挨拶をし

父の遺体を霊柩車に乗せた



その間警察の方は

手を合わせてくれていた