術後47日

初めてお友達と外食しました


思い返せば…

2013年

当時の熱烈推し活、東方神起つながりで知り合ったお友達

ライブやイベントに一緒に行くようになって、

自然とプライベートの悩みを相談をする心友になりました


お互いに中身は違えど、病気や家族、職場の悩みなど、抱えてるものがあって、

推し話をしながら、自分の不安な気持ちをたくさん聞いてくれる大切なお友達です


どんな話も受け入れてくれて、共感してくれて…

今回の再建手術を受けるにあたって、ずいぶん不安定になったのですが、

話を聞いてくれて、背中を優しくおしてくれた事、

本当に感謝してます



なので、外出出来るようになったら、

一番に会いたくて

初外食泣き笑い


手術の経験もある彼女、

私の細かい術後の悩みや不安に

アドバイスしてもらって、

かなり、いやかなり安心して、夜はぐっすり眠れました泣き笑い


私も彼女にとって、

そんな存在になれたらいいな…

そのためには元気になるぞ!と、

勇気を貰ったお食事会でした


今はお互いに推しも心移りしたけど口笛

これからも大切に続いていきたいなと思ってます



手術前は不安になりますが、

今回の再建手術が一番不安でした


手術日2日前の入院でしたが、

『このまま逃げ出してしまおうか…』と

真剣に考えた程…



最初の左側乳がんが13年前

温存手術後、取りきれてないため全摘再手術

放射線照射もしたので、

見た目はかなりグロい


今年見つかった右側の乳がんも全摘手術


これはこれで…まぁいいか

再就職してまだ6ヶ月だったし、

将来的に再建手術やりたくなったら、

その時考えようと思っていたら…


突然の失業ガーン

幸か不幸か時間が出来てしまい、

その勢いで再建手術を決めてしまったのです


両側同時の二次再建手術になるので、

なかなか情報も少なくて、

調べるのも億劫になってしまい、

そのまま手術日をむかえてしまいました


だから不安倍増



そして不安材料のもう一つの原因

パニック障害

もう15年以上のお付き合いです


私の場合、満員電車や閉所感、拘束感があるとスイッチが入ってしまいます

最近は通常生活に支障はだいぶなくなりましたが、

手術時は不安になってしまいます


術後はいろんな管に繋がってますし、

何より動けない

起き上がれない

自由に出来ない


スイッチ入る気満々じゃない?


こんな時は眠れるお薬で、

ツライ術後を乗り越えられたらいいのに…と思ってしまいますが、

ダメなんですって


手術自体も恐怖なんですが、

本当の恐怖は術後…


そして今回は今までとは違う病院での入院手術


手術日に家族と会えない


不安要素爆上がりえーん



つづく





皮膚がとても弱い私


特にテープは苦手です


点滴

硬膜外麻酔

ドレーン

入院中はあちこちテープを貼るので、かぶれまくります


今回は、サージカルテープにも惨敗でして…

テープお休みしてます


少しかゆみも出たり、ちょっとストレスガーン


こんな時は外来行った方がいいのか…悩みます



だんだん治りにくくなるお年頃


キレイに傷は治したいなぁ

先月、自家組織乳房再建手術

(両側・ドナーお腹・二次再建)

無事に終わりました


率直な気持ちは…


めっちゃ大変でしたガーン


現在も全快とはなってませんが、

少しずつ、本当に少しずつ回復しているかなって感じです


術後、

このまま回復出来ないんじゃないか…

こんな苦しい思いをするなら、手術しなければ良かった…


色んな気持ちが頭の中を駆け巡りました


だけど、たくさんの管が一つずつ外れていき、少しずつ食事も取れるようになると、

前向きな気持ちも出てきて、ちゃんと退院できるんですね



現在術後35日目

簡単に現状報告


朝夕、ロキソニン服用中です

今月に入ってロキソニンの服用止めてみたら、

夕方微熱がでるようになったので、まだ服用してます


胸はまだカチカチです

これから1年くらいかけて形成されていくようです

まだうつ伏せで寝るのは禁止!

これが地味にツライ不安

私は両側再建したので、横向きも❌

夜中に何回か目が覚めてしまうのがストレスかも…


お腹のつっぱりはまだまだあります

実はこれが一番ツライ煽り

食事の後は胃が膨れてパンパンになるし、

便秘なんか最悪です…


ダブルパンチで、

胃からデリケートゾーンまでの皮膚がヒリヒリするんです

敏感肌って感じ…

なので、下着は綿100%のもので、あまり肌に負担にならないようなものを身に付けてます


保湿もしっかりします

皮膚も伸びようと頑張ってるようで、

かなりカサカサになります


腹帯はお風呂以外は常に付けてます

おへそ下の下腹部をしっかりガードします


腕のしびれは術後、特に退院してから酷かったけど、今は少しずつ改善されつつあります

シャワーで優しく温めてあげると、しびれが治まるような気がします


アンダーヘアの位置がかなり上がります

今も見た目は慣れません

落ち着いたら脱毛を考えようかなと思ってます


おっぱいにうっすら産毛がびっくり

お腹の皮膚を胸に移植してるので、

そうなりますよね

でも特に気になりません




色んな症状を受け止めて、少しずつ回復していけたらいいなと思ってます


12時間の手術でしたが、

先生には本当に感謝してます



一番、足が重くなる外来です


13年前の手術の時は、

詳しい術前検査をしていくたびに、

どんどん悪い結果になっていったので、

ある程度、覚悟しましたが、

想像を超える悪さで…


先生の話を聞いてても、

どこか上の空


病気になりたくてなった訳じゃないよね…


先生の言葉に涙が出そうになりました



私にとってかなりツラい経験だったので、

一番緊張する外来です


ベルが鳴って部屋に入ると、

いつもと変わらない先生の笑顔がありました


私の緊張を察してるのか…

やっぱり悪い結果なのか…


一瞬で色んな事を考えながら、

ゆっくり椅子に座ります

考えても結果は変わらないのにね


大事な話の時は、必ず紙に書いて説明してくれます


がん細胞が取りきれているか

リンパ管から出て浸潤してないか

ホルモン感受性

グレード(がん細胞の顔つき)など…


今回は、本当に初期に見つけてもらったので、

悪い細胞もしっかり切除出来て、

浸潤もしてませんでした


先生もびっくりしてましたが、

切除した部位からは、

病巣とは別のがん細胞が見つかりました


手術中の目視でも確認出来なかったそうです

術前検査の画像にも写ってません


しっかり切除出来てるからね!

手術で治療は完了ですよ

放射線治療もホルモン療法も必要ありません


先生の言葉に涙が出そうになりました

でも、今回の涙は13年前とは違います

安堵の嬉し涙です


10年経過後も、検査フォローをしてもらえて、

本当に感謝です


そして…

頑張った自分もほめてあげたい!

病気になって、

辛い、悲しい、痛い、喪失感…

激動の毎日だったけど、諦めないで頑張って本当に良かったえーん



がん治療は治すために必要な事です

でもたくさんの犠牲もありました

失ったもの

望めなかった事

諦めた事


生きるために治療の決断をしたけど、

後ろを振り返る事は何度もありました

今でも病気になる前に戻れるなら…と

思わない日がないと言ったら嘘になります


それでも!

今までの決断は間違ってなかったよ!

そう、病気になる前の自分に伝えたい



そして、もう一歩前向きになれるように…

乳房再建手術を決断しました


胸のシルエットがどうしても気になって、

洋服も体のラインが出ないようなものばかり選ぶショボーン


背筋を伸ばして、堂々と歩きたい!

今なら出来そうな気がします


もうひと頑張りしてきますキメてる