13. 寺社
御成敗式目第1条・第2条には、寺社を管理して修理すべきことが記載してあります。当時の人々は信心深く出家も一般的でした。また、屋敷内に持仏堂を設けることもありました。
自らが檀那となったお寺の住職は、御家人にとって相談相手でもあったと考えられます。
14. 歯磨き
鎌倉時代には、爪楊枝が使われていた様です。爪楊枝を使って口内を洗浄しました。なお、爪楊枝の指導は、禅宗をはじめとする寺院が主導した様です。
15. 服装
御家人は、直垂と袴を着ていました。頭には折烏帽子、腰には太刀です。女性は壺装束という格好をしていた様です。比較的に動きやすさが重視された服装といえます。
16. 読書
御家人は、幕府より文書での命令が通達されたことから、読書もする様になったと考えられます。式目、漢籍や和歌などを教養として身につけていたはずです。寺院で指導を受けたりもあったでしょう。鎌倉や京都との書状のやりとりもあったはずです。