4度目の稽留流産、初めての自然排出 | a*ndante

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12歳娘と二人暮らしの日常、シングルマザー3年目。


「順調かどうかは今後判断するとして、子宮内で正常に妊娠しています」

これが初診7週のときの診断。

しかし妊娠5回目のわたしの勘は稽留流産。

待機療法をしていたわけではないけれど、次の診察までの間に自然排出してしまった。



自然排出の兆候は寒かった。

結果、排出する2日前からずっと、寒かった。

あと、お腹が緩い感じ。

わたしは生理前にときどきそんな症状になることがあるのだけど、そんなやつ。



おりものは、最初は茶色、やがてピンクになり、鮮血にかわった。

鮮血はいきなりドバーッと出てくるんじゃなくて、生理の始まりみたいな出血。

これが、排出前日に増えた兆候。



【排出当日メモ】とにかく寒い

午前中 生理初日量・腹痛2日目

14:00 眠い

15:00 だるい

16:00 痛い気持ち悪い

18:50 組織みたいな内容物

20:30 透明の球体と組織




いちばん体調が悪くなっていた夕方、娘のスイミングに付き添っていて、ここで大量出血に至らないといいな、と思っていた。


このときの、痛みと気持ち悪い波がまるで陣痛みたいだと感じてた。


自転車のハンドルを握る手が、気持ち悪さで浮いちゃう感覚になることもあった。


ゆっくり、ゆっくりしか漕げない。




幸運なことに、帰宅して落ち着いたタイミングでそのときはやってきた。


18:50に出てきたものの中に胎嚢はなく、赤黒い塊や、白い鳥の皮のような妊娠組織の一部。


この時点で体調の変化はなく、寒い、痛い、気持ち悪い。




20:30にそれは突然にやってきた。


くしゃみをしたらね、その腹圧で残っていた組織と胎嚢が全部出てきて、それだけがきれいにナプキンにキャッチされた。


それが排出されると、直前まで動けなかったほどの体調が嘘のように回復して、出てきたものを冷静にまじまじと観察することができた。




寒さ、痛み、気持ち悪さは回復した、、、とは言っても、経験してみると、小さなお産だったな、と思う。


ホルモンの影響もあって腰が痛いし、血圧が下がってクラクラするし、その晩はとても夕飯を作れる状態ではなかった。


あと、つわり症状は排出後もしばらく残ってた。


特に胸の張り。






初めての経験だったけど、ダメージをものすごく感じていた。

それでも掻爬手術をするダメージに比べたら軽いのだと思うけど。

とにかく早寝して休めることを徹底してた。

数日後に控えた娘の入学式を、自分の足で歩いて出席したかったから。

それが出来ないかも、と不安になるくらいの体調だった。



赤ちゃんが出てきたのは、
入学式の4日前の出来事。

妊娠週数は9週くらい。