『78年前の青年たちが日本を見たら… 』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


昨日8月15日は終戦記念日。

「永遠の0」
「硫黄島からの手紙」

などの映画からも当時の状況が伝わってくるでしょう。


私が最も影響を受けたのが
知覧の特攻平和会館での遺書の数々。

17歳から25歳くらいまでの青年たちが
出撃直前に家族宛に書かれた遺書。

現代でいえば「明日までの命」と
余命宣告をされるようなもの。

その時にどのようなことを考えて、
大切な人に何を伝えたかったか。

自分だったら…と考えさせられます。

彼らの願いは、
「平和で希望的な日本」を作ること。

そのために自己犠牲を払ったともいえる。


明日、命を落とすことになる青年たちが
「素晴らしい日本」になる夢を後世に託しました。


どれだけ意識するかは別にして、
今の時代に生きるということは、
バトンを受け継いでいることになります。

終戦記念日とは、
「これからは平和で希望的な日本を作る」
ということを誓う機会でもある。


一人一人ができることは小さい。

しかし78年前の人に見られても恥ずかしくない、
“いい日本社会”を作るための努力はしたいものです。