『口コミ情報を鵜呑みにする消費者』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


私たちがアマゾンや楽天でモノを購入したり、
食事会の食事会場を予約する時に、
参考にするのが「口コミ」です。


なかには友人のコメントよりも
一般的な「口コミ」を信じる人もいる。

「口コミ信者」とも言えます。


ではその口コミはどのくらい信憑性が
高いのでしょうか?


私の経験上でも、
「口コミを書いてくれた方には10%off」
という特典がついたことがあります。

割引してもらって、
なかなか批判は書けないですよね。


また十方よし.TVに出演していただいた
飯田屋の飯田社長がこんなことを言われていました。

「アマゾンの売れ筋ランギング1位から100位までの
 ビールグラスを買い集めて、
 どれが一番おいしくビールを
 飲めるかを基準に社内でブランドテストをした。

 結果、1位のグラスがダントツの最下位になった。
 誰一人としてアマゾン売れ筋ランキング1位の
 グラスをおいしいとは評価しなかった」


売れ筋ランキングは、ビジュアルや購入しやすい価格、
広告による印象などの影響も大きい。

カスタマーレビューは
その一品を気に入ったかどうかという
絶対的な評価。

飯田屋さんのように何十種類のグラスを飲み比べて
相対的な評価をしている人はいないでしょう。


カスタマービューの評価を
鵜呑みにしてはいけないですね。

我々は自分に合った「良い品」を
購入しているのではなく、
「良いと印象づけられた品」を
購入しています。


口クミ情報はあくまでも参考程度で。