『創業メンバー 2つの行く末』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


多くの場合、起業直後、会社には資金がありません。
十分な待遇も用意できません。

ですからこの時代を支えてくれるメンバーは、
待遇以外の所に魅力を感じて加わってくれているはずです。

この創業期を支えた人と「創業メンバー」と言います。


数名程度の仲間から始まり、。
順調に会社が成長していけば、
数十人・数百人の仲間が加わります。

優秀な人材も入社してくるようになる。
創業メンバーよりも能力が高い人材も入社することもある。


成長度が著しかったり、
知名度が上がったり、上場などをして
会社はみるみる内に発展していく。


この時に一つ課題が出てきます。
創業メンバーの位置づけです。


大きく分ければ、
会社の成長スピードと同等に成長できる創業メンバーと
成長が伴わない創業メンバーに分かれます。



創業メンバーは管理職や役員などを
務めているケースが多いのですが、
後者の創業メンバーの場合、
会社に残ることが難しくなっていきます。


創業期を支え、苦労を共にした最大の功労者。

とはいえ会社のステージが変わっていけば、
過去の功労者というだけで、
存在価値が失われていきます。


創業メンバーだからといって、
会社に残れるわけではない。

自身の成長速度が会社の成長速度に負けてしまうと
輝きを失ってしまうのです。


これは不都合な真実です。

「自分の成長は止まっていないだろうか?」

振り返ってみてください。