『たねやグループから永続経営を学ぶ』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


十方よしTV6月号には、
たねやグループの山本CEOにご出演いただきました。


1872年から少しずつ取扱商品を変えながら、
今に至っています。

和菓子や洋菓子(バームクーヘン)などは有名ですね。


たねやグループ様はSDGsにも積極的に取り組まれています。
原料は全て自然からのプレゼント。
環境維持なくして現在の商売は成り立ちません。


取引先から買い叩くこともしない。
むしろ生産者の思いに耳を傾け、
適正価格で原料を扱わせてもらう。


会社も自然の恵みも「自分の物」とおごる時から
衰退が始まります。



地球からお借りしているだけ。

会社も今の期間、お借りしているだけ。



私含めて、
創業経営者は会社は自分のモノ=所有物と
考えてしまいがちです。

その考えが間違いを起こす。


いま経営している会社は、
次の経営者にバトンを渡すまで、
お預かりしているだけ。


自分たちの世代だけで地球の資源を
使いきろうとしない。

次の世代を考えて、必要な量を必要な時に
有難く頂戴する。


このような謙虚な姿勢があるからこそ、
約150年も会社が続くのだと考えさせられました。