『寄付をする人が叩かれる悲しい現実』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


コロナ危機を迎えており、
一部の著名人などは多額の寄付などをしています。


著名人とまではいかなくても、
私の周りでも、少しでもお役に立てればと
寄付をしている経営者が見られます。


寄付というと

「お金に余裕がある人だけがやるものでしょ」

と言っている人もいます。


「〇〇さんは自分がそんなにお金を持っていることを
 アピールしたいのか?」


と妬むようなコメントもあります。


著名人であればこっそり寄付をしたとしても
大々的に報じられるので、

“名前を売りたい”“好感度を上げたい”

と見る人もいます。


ここまで来ると悲しいですね。


「動機善なりや。私心なかりしか」

という稲盛氏の言葉には感銘を受けます。


ただしこの寄付行動については、
私心はあったとしても、
それで助かる人がいれば、
それでいいじゃないかと思うのです。


私心があるから寄付をしない人。(=行動しない人)
私心はあるけど寄付をした人。(=行動した人)



もし神様がいるならば、
後者の人を褒めるのではないでしょうか?


寄付を妬んで、批判する人の多くは、
いろんな理由を並べて行動しない人が多いように思います。


私も寄付活動をしたことがありますが、
私心をゼロにすることはとても難しいです。


少なくても、

「ありがとうございます。助かりました!」

と御礼を言われたいという私心がありました。

私もまだまだ俗人です。


社会のためならば、

「動機は不純だけど善行ならば良しとする」

それを推奨したいと思います。