『コロナは何を教えてくれたのか?』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


ネッツトヨタ南国の横田氏が、

「経営で最も大切なことは、
 最も大切なことを、最も大切にすることです」


と言われていたことを思い出します。


なかなか分かっていてもできることではありませんが、
この理想を目指すことが経営活動かと思います。


多くの場合、人生や仕事において、
“やらなければいけないこと”をやることで精一杯で、
大切なことを大切にできずに放置されたままです。


コロナ自粛期間は、経済活動ができず
時間的にゆとりがあった方も多いかと思います。


ということは、

「自分にとって大切なことって何か?」

を考えされられたかと思います。


経営者の方は、営業自粛を迫られるなかで、

「大切なことは何か?」

を事ある毎に考えさせられ、
意思決定した期間だったと思います。


私もこの3ヶ月間は、
人事関連の仕事の多くはキャンセルになり、
時間にゆとりが持てました。


その時間で何をしたかといえば、
子供の宿題を一緒にしたり、
子供とオセロをしたり、
補助輪なしで自転車が乗れるよう練習をしたり。


子供とコミュニケーションを取るためにも、
こういう時間が大事だとは思っていましたが、
なかなか確保できていませんでした。

やらされ感もなく、
心地よい時間に感じました。


仕事が100%動いている期間であれば、
正直できなかったかな…と思います。


私だけでなく、ほとんどの方も
時間的に余裕がなければ、本当に大切なものへ
目が向かなかったのではないでしょうか?


コロナ騒動を前向きに捉えるならば、

「経営において大切なものは何か?」

「ライフスタイルにおいて大切なものは何か?」

を考え直す機会になったのではないかと思います。



社名に込めたZERO=大切にしたいこと。

やっぱりいつの間にか忘れてしまいますね。


弊社は6月2日より7期目を迎えます。
今期もよろしくお願い致します。